元気塾Blog

引っ越しうつ、産後うつ、コロナうつ、うつ病って本当にあるの?

旅立ち

うつ病、ポピュラーな病気?

「うつ」という言葉が普及してどのくらいになるのでしょうか・・・
引っ越しうつ、産後うつ、そして最近はコロナうつ。

言葉が作られる
それは医者だったり、ジャーナリストだったり、
そしてマスコミがその言葉を普及させ、
新たな病気らしきものが作られていきます。

厚労省のこころの耳というページにも
うつ病から自殺という流れで
「自殺者をへらす=うつ病を早期に治療」
という論旨が貫かれています。

しかし本当なのでしょうか?

SSRIの薬、パキシルの登場

1999年までの日本で
うつ病患者はおよそ43万人で、横ばい状態でした。
それが2000年にSSRIパキシルというクスリが登場。

この時、「うつは心の風邪」キャンペーンがあり、
精神科受診のハードルが、ぐっと下がったと言われています。

そして、
2002年にはうつ病患者は70万人に、
2006年には92万人に達し、
当然、抗うつ剤の売り上げは10年あまりで5倍に増えました。

これは日本だけでなく、アメリカ、イギリス、北欧、南米、中国でも
「うつ病患者」が増え、同じように抗うつ剤の売り上げも伸びています。

私自身も「うつ」体験があるので、
その最中の本当に辛かった事実ははっきり覚えています。
「うつ」が現実にあることは否定しません、

しかし「うつ」と健康の境がどんどん、崩されてゆく、
「うつ」の拡大解釈はとても危険だし、
クスリにここまで頼らされる現実は
いかがなものかと、考えてしまいます。

2019年の11月
またしても新しいタイプの抗うつ剤
ボルチオキセチン(商品名トリンテリックス)が
発売されました。

また数年後、
うつ病患者が急増することになるのでしょうか?
もしかして、コロナうつ、という言葉は
そのために作られたのでしょうか?

ベンゾジアゼピンという抗不安薬

また、抗うつ剤だけではなく、
もっとポピュラーに使われてきた抗不安剤、
ベンゾジアゼピンというクスリ、
最近、高齢者の認知症の原因ではないか、
と、疑われ始めています。

venzojiazepin

1960年代に開発され、
睡眠薬・抗不安薬として使われてきました。

2016年には
この処方件数が1億2千万件とも言われています。
消費量が、なんと18億錠!!

イタリア7億2千錠
フランス2億8千錠
オランダ1億3千錠と比べると
いかに日本で安易に処方されているか、愕然とします。

そしてこれが
認知症数十万人の原因かもしれないと言われているのです。
(東洋経済2020年1月22日)

こんな数字を見て、あなたは何を感じますか?

心の健康は普段のメンテナンスにあります。
自分で守る意識が必要です。

危険だからと勝手にやめないで

【追記】
クスリを使うことの
メリットとデメリットをわかった上で判断しましょう。
また勝手にやめると危険なクスリもあるので、
しっかりドクターと話をすることが大事です。

ベンゾジアゼピンも依存性があるので、
いきなり止めようとすると危険なケースも。

ある精神科医はほかの病院で処方された薬を
断薬、減薬の相談されることがあるが、
基本的には受けない、と言ってました。

減薬してかえって症状が悪くなるケースもあり、
他の病院の尻ぬぐいはゴメンだ、
という趣旨のことをブログで書いていらっしゃいました。

いろいろな先生がいますね。

先生の倫理観も
しっかりとチェックしてかかりましょうね。

 

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