元気塾Blog

「まだクスリが無いのにどうして治癒するの?」

薬

「新型コロナに効く薬はまだないのにどうして治癒するのでしょうか?」

という質問が
厚労省のコロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)
の中、問9にあり、一瞬、そこで目が止まりました。

クスリが無いと病気は治癒しないのか?

え、この質問者は薬がないと
病気は治癒しない、と思っている?

それに対する厚労省の答えが以下のとおりです。

この新型コロナウイルスそのものに効く
抗ウイルス薬はまだ確率しておらず、

ウイルスが上気道や肺で増えることで
生じる発熱や咳などの症状を
緩和する目的の治療(対処療法)として
解熱剤や鎮咳薬を投与したり、
点滴等が実施されています。

対症療法により、
全身状態をサポートすることで、
この間ウイルスに対する抗体が作られるようになり、
ウイルスが排除されて治癒に至ると考えられます

まずはこういう質問があることが驚きでした。
病気は薬が治すものだと信じているわけですね。

ほとんどの風邪も全く同じように対処療法しかなく、
まさに、ここに書かれているように

「この間ウイルスに対する抗体が作られるようになり」

どこで? 自分の体の中で、です。
だれが? 自分の体が作るのです。
そしてウイルスを排除し、治癒に至る、わけです。

自分の中にある治癒力が病気を治す

つまり、自分の体の中にある
自然治癒力が風邪を治すのと全く同じメカニズムなのです。

この質問者は
風邪もかぜ薬が治していると思っていたのでしょうね。

 

今回のコロナ騒ぎで
何が病気を治すのか、原点の誤解を解くきっかけになるなら
良いことかも、と思いました。

しかし国は、相変わらず、
ワクチンと抗ウイルス剤の開発を、と叫んでいます。
それさえできたら、
コロナウイルスに勝てると言わんばかりです。

ついには
悪名高き「アビガン」の名前も
安倍さんの口から出ましたね。

アビガン、薬剤添付文書を見よう

アビガン、添付書でググってみてください。

真っ赤な文字で「警告」と書かれています。

妊婦には投与しないこと、

精液中に移行することから
男性患者に投与する際は、
投与期間中、または投与後7日間は
性交渉する場合、
必ずコンドームの着用を指導すること

アビガンはもともとインフルエンザの薬です。

しかしタミフルと同様、重大な副作用に、

異常行動(突然走り出す、徘徊するなど)があり、
その頻度は不明とあります。

その他の重大な副作用には

  • アナフィラキシーショック
  • 肺炎
  • 劇症肝炎
  • 急性腎障害
  • 精神神経症状(意識障害、幻覚、痙攣など)
  • 出血性大腸炎

などが上がっています。

これだけの重大な副作用を見て
それでも、あなたは使いたいと思いますか?

そして、それより何よりも
抗ウイルス剤は、薬剤耐性ウイルスというものを、
新たに発生させるかもしれない、というリスクを抱えています。

薬剤耐性ウィルスを作ってしまう可能性

平成28年11月に
自治医科大学の田村大輔氏が
「抗インフルエンザウイルス薬の
薬剤耐性化とその対応について」

というレポートを出しています。

その中で
過去数年、タミフルとラピアクタ耐性の
ウイルスが報告されている、とあります。
また、既存薬全てへの
高度耐性ウイルスの出現についても報告されています。

敵を薬で叩こう、という発想をやめない限り、
耐性ウイルスは人類への反撃を止めない気がします。

ウイルスは本当に敵なのか?

本当の敵は自分の中にある
恐れや、不安や、怒りや、
それをどこかに向けて誰かに向けて
晴らしたいという、そんな衝動なのではないでしょうか?

 

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