元気塾Blog

クスリをもらう?

聴診器

クスリはタダですか?

「お薬もらいに行く」とよく祖父母が言ってた。
「検査してもらう」とも。

お薬って只なんですか?お金払ってますよね?
それなのになぜ「もらう」と言うのでしょうか。

今、母はグループホームにいます。
先日会いに行った時、ちょうどお医者さんがきていて
先月の血液検査です、と検査表を渡された。

こんな目的で検査します、とか
聞いてないし・・・・・・。

考えてみたら、医者ってすごいですよね。
売り物の「クスリ」いや「処方箋」や「検査」を、
買う側の客に、なんのプレゼンもセールスすらなく
買わせるんですものね。

医者もサービス業なのに
何故、脚の不自由な患者さんが帰るときに
せめて診察室の外まで
手を貸すということをしないのか、
何故、土砂降りで困っている患者さんに
タクシーを呼びましょうかの一言がないのか、

考えてみたら、本当に不思議ですね。
医療グッズ

2014年、皮膚がんの免疫療法薬として
開発されたオプジーポという点滴静注、
これは1カ月約300万円かかるそうです。

おぷじーぽ
つまり年間3600万円!!
2015年12月17日、厚生労働省はこれを肺がんに対しても承認。
今年の2月から、対象者が増えたため薬価を50%オフに。
それでも年間、1800万円。

もちろん、高額医療費制度というのがあるので
個人負担は月に数万円(年収による)で抑えられるわけですが、
残りは国が税金から支払うことに・・・

さらに、2020年は
一回の注射が
1億6707万7222円という最高額の
注射液が保険適用になりました。

ゾルゲンスマという
脊髄性筋萎縮の薬です。

それはともかく、
こんな高いお薬を売る時も
やっぱり同じように、
頭を下げるのは患者の方なのですね?

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