元気塾Blog

森永乳業が食育講座を開く五島市

健康情報の選択は誰がするのか

最近、気になったニュースから。

中津川市が小中学生に減塩指導

1つ目
中津川市で名古屋大学と提携し
小中学生に減塩食育を
4年間行う、というプロジェクトが始まりました。

生活習慣病と減塩の関係というテーマで
医師による、小学6年生への授業がありました。

子供たちから減塩の味に慣れてもらい
大人や地域に意識を広げていくという
狙いだそうです。

五島市では森永乳業が食育セミナー

2つ目
五島市では、
健康寿命を延ばすために

五島市、長崎県、
県立大学と長崎新聞、
そして森永乳業の5者で
包括的連携協定を結びました。

県立大や森永乳業は、
五島市の成人300人を対象に
身体測定、血液検査などを実施し、
腸内環境の大切さを伝える
食育セミナーや健康講座などを
開催する、となっています。

なぜ森永乳業が?と
ハテナが立ちますが、
それはともかくとして・・・

国は不適切な情報に惑わされないためのガイドラインを

3つ目
国は来年度、
生活習慣病などの予防につなげる
健康情報ガイドライン作りの
支援に乗り出すそうです。

関連学会に協力依頼をして、
科学的根拠に基づかない
不適切な情報に惑わされないため、

科学的な根拠に基づく
商品開発のための支援が必要だ、
という理由だそうです。

健康情報を押し付けられる?

なんだか、
この3つのニュース、
私は不穏な気配を感じます。

どうして健康情報の正誤を
国や県や市が
そして森永乳業など、一企業が
決めることができるのでしょうか?

まさに上意下達という時代錯誤。

減塩一つとっても、
国やWHOは大賛成で
減塩すれば、
生活習慣病はすべてなくなる、
というほどの勢いですが、

中には、
反対の学者も医師もいます。

減塩反対派もいる

2013年4月までの研究データから
血圧が正常な人も
高血圧の人も、
減塩によって死亡や病気が減る、
というハッキリしたデータは一切無い、

日本人の塩摂取量は多い、
そして日本人は長生きです、

と言っているのは大脇幸四郎という医師。
訳書に
『健康禍、人間的医学の終焉と強制的健康主義の台頭』
という本があります。

順天堂大学の白澤卓二氏も
減塩に意味はない、
良い塩をもっと取る必要がある、
と述べています。
『長生きできて料理も美味しいすごい塩』

情報の理解や選択するのは「私」

どちらが正しいのか、
決めるのは、
私たちです。

国や市、まして
営利目的の一企業に
決めてもらう必要はありません。

今こそ、
私達一人ひとりが
健康読み書き算盤力
つまり健康リテラシーを磨き、
自分で少しずつ判断し、選択し、

そうして
様々な情報を参考にはするけれど、
最終的には自分の軸で決める、

そういう力と
考え方を持たないと
どんどん、
何者かに支配されていく、

自分のたった一度の人生を
誰かの支配に奪われていく、

そんな危機感があります。

一緒に考えませんか?

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