『「健康」という病』米山公啓著
この本、面白いです。
たしかに昨今の健康ブームって
少し異常かも・・・
テレビみると健康番組の多さに驚きます。
健康番組、健康雑誌あれこれ
今日の健康に始まり
- 主治医がみつかる診療所
- たけしの健康エンターテイメント
- ためしてガッテン
- 健康カプセル!元気の時間
- 駆け込みドクター!
- 運命を変える健康診断
などなど~~。
雑誌もこれでもか、ってくらい。
- 壮快
- 安心
- ゆほびか
- わかさ
- からだの本
- 日経ヘルス
まだまだあって、もう数えきれん!と言いながら私たちも
セルフメディコ元気塾なるものをもう2年近くやっているのですが(笑)
健康に振り回される構図
この本の中で、米山氏は面白いことを言ってます。
健康は
昔も今も全ての人々の永遠の欲望だからこそ
そこへ付け入るメディアや医療産業があり
それによって振り回される構図に気づくべきでは、と。
WHOでは270種類で十分だとされる薬が
日本では何と11000種類もあるのだそうです。
人間ドッグ、健康診断、がん検診で
長生きの効果データは一切ないのに、
何故、毎年、健康診断受けるのでしょうか?
「受ける方は受診したという自己満足、
医者にとってみれば新しい患者が増えるメリット」
なのだそうです!
この方、一応神経内科のお医者さんです(@_@。
クスリ、飲みますか?
検診、受けますか?
あなたにとっての「健康」って一体何でしょう?
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