元気塾Blog

透析過剰治療、報酬引き下げ?

透析の仕組み

やっとです!  なにが、って?

透析過剰治療抑制のため報酬引き下げ決定!!

2017年12月8日です。

厚生労働省は8日、
腎臓病の患者に対する人工透析について、
患者数や医療機器の数などが
一定数を超えた場合には、
2018年度に
診療報酬を引き下げる方針を固めた。

一部の医療機関が過剰な治療で
利益を上げているとみられることから、
適正化を図る狙い。

同日の中央社会保険医療協議会
(厚労相の諮問機関)に提案し、了承された。

人工透析の患者数は約32万人で、
医療費は推計で年間約1兆6千億円。

平均治療歴が7年以上と
長期的な通院が必要なため、
医療機関は安定的な利益を得られるとされる。

治療費は1人当たり年間約500万円で、
10月の経済財政諮問会議では
報酬の引き下げを求めていた。

<静岡新聞ニュースより>

実はこの話、私にとって、とても歴史のある話なんです。

40年昔、人使いの荒い医院で働いていました

今から40年も前、初めて就職した先が小さな医院で、
医療事務ができたために採用されたのですが
なんとその医院のお医者さん、ご自身が病床についていました。

でも患者さんはいっぱいいて
私たちスタッフと看護師が一人で対応、
二階で寝ている先生の指示で血圧を測り、
採血したり、心電図とったり、レントゲン撮ったり、

で、また結果を先生に連絡
そして指示を待ち投薬、

という、とんでもない医院でした。

なので医療事務だけじゃなく
なんでもしなきゃならなかったのです。
レントゲンも心電図も!!!

今考えると、レントゲン被爆!!
と怖い話なのですが、バシバシ撮ってましたね、
慣れてくると体格をみて
どのぐらいの電圧をかけるかも、カンでわかりました。

二階へ報告に行くと
先生の体調のよい時は良く雑談してくれました。
学識も深くユーモアもあり面白い先生でした。

腎臓は、透析によってサボる?

ある日、透析の話になって

本当はね、まだ週に一度くらい
透析で手伝ってあげれば十分働く腎臓でも
今みたいにいきなり週3回も透析してしまうと
いっきに腎臓の機能が落ちてしまうんだよ

え、どういうことですか??

保険点数の問題でね、
透析は週3回がパックになっていて
週に1度だけする、なんていうのは認められないから、

本当は週1回で十分な患者さんにも
3回せざるを得ない、診療報酬が出ないからね。

すると腎臓は、働かなくてもいいと思ってサボってしまうんだね

ななな、なんと????

じゃ透析すると腎臓、悪くなるんですか?

保険制度の矛盾

保険点数の矛盾だと先生はおっしゃっていました。

その話が衝撃的だったので印象に残っていました。

人工透析

その後、10年以上たって父の古い友人と話す機会があり、
まさに、彼は言っていました。

「私は透析で、腎機能をダメにされた」

聞いてみると、
彼の友人の医師が病院をオープンしたので、
お祝いのつもりで、第1号で検査してもらったそうです。

そうしたら腎臓が良くない、と言われ
すぐ透析になったのだそうです。
透析し始めるとやがて尿が出なくなり、汗も出にくくなり、
週に3回の透析がなくては生きていけなくなったと言います。

私が話を聞いた時は透析を受け始めて
すでに20年近くたっていました。

あの時、
友人の医者だからと鵜呑みにせずに
もっとセカンドオピニオンの意見を聞いたり、
自分で勉強していたら、
あんなにすぐに透析にはならなかったかもしれない、

すくなくとも、あの時点では
何の自覚症状もなかったのだから、と。

彼は、病院経営のために犠牲にされた、と
言っていました。

あまりに淡々と話すのが妙に怖かったのを、よく覚えています。

まさか健康な人を騙してまで、と半信半疑でしたが、
昔の医院の先生の話を思い出して、
なるほど、
本当に3回の透析を受ける必要があるほどにまで
悪くなってた腎臓かどうか。

それに20年たっても疑いを持っている人がいる。
ということ自体が大変なことだと思いました。

 

2018年から報酬が引き下げられ、
本当に適正な診断につながれば良いですが・・・

今までなら1人の患者で、年間500万だったのが
仮に1割でも削減されたら逆に1割よけいに患者がいないと

透析機械の減価償却ができない、
というようになるのではないか、

と、これは勘ぐり過ぎでしょうか?

★もっと知りたい、気になる記事はコチラ


コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。