元気塾Blog

脳疲労が病気の原因

藤野

ストレスとは

ストレスとはご存じのとおり
1907年、ハンガリー系カナダ人の生理学者
ハンス・セリエさんが言いだした概念です。

「周囲で起きた刺激(ストレッサー)に対して、
心身が対応しようとして発するエネルギー」

エネルギーなのですね。

 

今ではストレスっていうとなんだか悪者扱いですが
もともとの意味はそうじゃなかったのですね。

「ストレスとは人生のスパイスである」とも
ハンス・セリエは言っています。

しかしこのストレスが高じると
様々な病気を引き起こすことになります。

私たちがよく知っているのは
10円ハゲという円形脱毛症、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など。

しかし今では

狭心症、心筋梗塞、気管支喘息
慢性関節リュウマチ、
潰瘍性大腸炎、糖尿病、
アトピー性皮膚炎、腰痛症、
夜尿症、メニエール

などまで
ストレスが原因である、と言われています。
(日本心身医学会の調べ1991年)

脳疲労という考え方

さて、
九州大学名誉教授の藤野武彦氏が
Boocsという本の中で
「脳疲労」という言葉を使っています。

Boocs
​​

​この脳疲労が
生活習慣病をはじめうつ病や、認知症など
全ての病気の原因ではないか
という仮説を立てておられます。

それにも共通すると言えるでしょう。

ストレスという刺激が
脳を疲労させている、というわけ。

最適なストレス=オプティマルストレス

しかし、そのストレスも適度な強さであれば
仕事などのパフォーマンスを上げるとされています。

たとえば、急に仕事量が増えたり忙しくなった時
俄然、やる気がわいたり
いつものペース以上に良い仕事ができて
自分でもびっくりしたという経験はありませんか?

適度なストレスはパフォーマンスを上げる
この適度なストレスのことをオプティマルストレスと呼びます。

オプティマルストレスの幅を広げる心の筋トレ

ただ、この時の適度なというのが問題で、
どの程度のストレスがその人の適度かこれが人によって違うのです。

じつは
オプティマルストレスの幅を広げてゆくこと
これが心の筋トレだと私は考えています。

少しのストレスでもパフォーマンスを上げ
かなりのストレスでも
それを自分にとってのプラス材料にしてゆく
そのための力、

これは日ごろから
意識しないと培ってゆけません。

アメリカでは、182,000人がストレスのためではなく
「ストレスは健康に悪い」という思い込みのために亡くなっている。

『ストレスを友達にする方法』ケリー・マクゴニガル著

なるほど~~~

ここでもストレスに対する考え方の角度を
見直してみようという提案ですね。

あなたはどう感じましたか?

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