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ストレスを友達にする方法

ハート

怖いものはストレス

コロナよりも、人の目が怖い、と言う人が多いです。

今、健康を気遣う人たちに
最も敵対視されているものは、
まさにコロナウイルスではなく
人の目、つまりストレスじゃないでしょうか?

ストレスがあらゆる病気の原因、諸悪の根源のように言われて、
今や、誰しもが、忌み嫌うものになってしまいました。

この ストレスという言葉、
1907年、ハンスセリエが、生みの親だと言われいます。

【周囲で起きた刺激に対して
心身が対応しようとして発するエネルギー】

と定義しました。

当時は、ストレスが引き起こす病気とは
1.胃十二指腸潰瘍
2.副腎皮質の増大
3.脾臓・胸腺の萎縮
と言われていましたが、

今では、
狭心症、心筋梗塞、気管支炎、糖尿病、アトピー性皮膚炎、慢性関節リューマチ、
メニエール、潰瘍性大腸炎、胃十二指腸潰瘍、がん、脳疾患、

そしてなんと腰痛症まで、
ストレスが引き起こす病気の中に入っています!
(日本心身医学会教育研修委員会編、会誌より)

ストレスは万病の元?

こうなると、ストレスって、
なんだかとても極悪非道な、
絶対に避けたいものの代名詞みたい。

ところがアメリカの心理学者、
ケリー・マクゴニガルさんが
2013年に
「ストレスを友達にする方法」という
面白い動画を出しているんです。

3万人のアメリカ人を8年間調査して、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
【ストレス】が死亡リスクを上げるのではなく
【ストレスが体に悪い】と思っている人の死亡リスクが高くなった、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
という結果が出たというのです。

しかもその数は年間2万人以上。
【ストレスが体に悪い】という思い込みは
アメリカの死因の15位にあたり、
皮膚がん、HIV、殺人よりも
多くの人がそのため死んだことになると
ケリーさんは言っているわけです。

うーん、あなたはどう思いますか?

ストレスを敵対視していると、
どうしてもそれから逃げたくなる、
無くしたい、と思いますよね。

そうではなく、どうやって
ストレスとうまく付き合っていくか、

という方向へ
視点を変える方が良い、ということなんですね。

なんだか、
コロナと似てます・・・・。

「敵」なのか「共存できる対象」なのか

やはり「勝ち負け」ではなくて、
「共存」が今世紀の大きなテーマだと
ここからも感じます。

また、故・安保徹氏は
ストレスに強いか弱いかは
「自発性」にかかっていると言われていました。

辛いことや苦しいことも自分から求めて行う時、ストレスに強くなる、
でも、やらされていると思うとストレスに負ける、

なるほど、これも面白いですね。

登山家や、研究者、経営 者は
自ら過酷な状況に挑んでいます。
でも、なぜか彼らはその後にくる
大きな達成感や喜びを知っているので、

つまり、
ストレスが大きければ大きいほど
喜びも大きいと知っているので、
ストレスに負けないのだそうです。
(『40歳からの免疫力がつく生き方』より)

ここにも、
積極的にストレスを楽しむという姿勢がある、

逃げの姿勢ではなく、
取り組む姿勢、と言ってもいいかもしれませんね。

さぁ、あなたはどうやって、
ストレスと、仲良くしていきますか?

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