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アサーション・トレーニング

NO入門

アサーショントレーニング、ご存知でしょうか?

もともと、アサーションとは、
欧米で生まれた自己主張の方法ですが、

日本には臨床心理士の平木典子氏が紹介され、
「アサーションとは
自分も他人も大切にする自己表現」と定義されました。

アサーションのベースには、
「誠実」「率直」「対等」「自己責任」という4つの柱があります。

 

さて、その中の「対等」ということ。
皆さんは、この意味をどう捉えますか?

 

現実の社会の中で
対等な関係というのは
そうそうあるものではありません。

上司と部下、
先輩と後輩、
サービス提供者と客、
教師と生徒、
強者と弱者、

そして私達人間も
動物ですから、当然、防衛本能があります。

知らない人と初めて出会った瞬間、
私たちは、相手を敵か味方か、自分より、上か下か、
そういったことを見定めたい欲求が自動反応のように起きます。

これを「二極化」と言います。
それはもう、本能のようなものですから、
その欲求自体は起こるのが当然です。

しかし、その「二極化」に従うと
私たちは、最初から
下手にまわる、とか、優位に立つ、とか、

自分の立ち位置を
自分から決めてしまう、ということをやってしまいます。

タテ関係の中にいると、
実はそれなりに、安定感があるからです。

しかし、こうして作られた上下関係は
固着化し、強化され、
どちらもが、その役割を自ら担い続ける
という循環が起こります。

残念ながらそこに
アサーティブな対話は生まれません。

対等ではないからです。

では、現実にどうやって、
その対等な立場を築いていくのか、

もう25年以上昔、
私は仕事の後輩からこんなことを言われました。

「福谷さんの言っていることは正しいと思います。
でも、私は福谷さんと話していると、
自分がバカだと言われているような気がするのです」

その瞬間、私は
先輩というタテ社会の「はしご」の上から、
こうすべきだ、ああすべきだ、と
言っていたことに気付かされました。

そのはしごをちょっと横において、
対等な関係を新たに作るために
アサーションは今、最も学ぶ価値のある技術です。

 

対等な関係を模索し、対話を積み重ねることで、
私たちは
自分を超えて人と協働することができます。
互いの知識を超えて、新たなアイディア、
新たな気付きを双方ともに、得ることができます。

つまり対話によって私達のどちらもが気づかなかったような、
新たな何かを創造することができるからなのです。

興味ある方は、ここからどうぞ。

▼ ▼ ▼

伝える対話力【アサーティブ・コミュニケーション入門編】人間関係改善
https://www.street-academy.com/myclass/107887?conversion_name=direct_message&tracking_code=4368aacd53b7169ca4d86d8deea9d0a8

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