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中学生が起業!「感覚過敏研究所」

感覚過敏バッジ

「感覚過敏研究所」当事者中学生が立ち上げ

千葉で現役中学生が12歳で起業し、「感覚過敏研究所」を立ち上げました。

マスクができない、皮膚感覚の過敏な人音や光が、異常につらく感じる人、

「マスクが苦手です」
「苦手な音があります」

などと書かれたバッジを作り、感覚過敏な人たちの存在を知ってもらおうと
その普及に努めています。

感覚過敏とは、まさに文字通り視覚・聴覚・触覚・嗅覚などで
過敏すぎたり、逆に鈍磨であったり、という特徴です。

特定の音が苦手、特定の肌触りがつらい、まぶしすぎる、
特定の匂いが耐えられない、など、
他者に理解されづらい特徴を持っている人たちです。

これは発達障害の人が多く合わせ持つ特徴でもありますが、
必ずしも、発達障害でなくても感覚過敏な人もいます。

発達障害支援法2016年に改変

さて、
発達障害支援法が2005年にできて
この発達障害という言葉も広く知られるようになりました。

それまでは知的障害があるかどうかで区別され
いわゆる知的障害のない発達障害者は支援の枠外にあったわけです。
この支援法でようやく支援の対象とされるようになりました。

その支援法が、更に2016年に改正されました。

この改正での大きなポイントは
「発達障害者への支援は社会的障壁を除去するために行う」
という基本理念の追加です。

いわゆる環境調整による支援を社会の責任で行うという意味です。

これはアメリカのノースカロライナ州の
TEACCHという自閉症スペクトラムの人のための
生涯にわたって関わるプログラムにもある考え方です。

TEACCHは、なんと1960年代にすでに作られていたのですね。
驚きです。

社会がどう発達障碍者を受け入れる環境を持つか

発達障害者をどう社会へ適応させるかではなく、
社会のほうがどう発達障害者の受け入れる環境を持つか、
という視点です。

TEACCHでは自閉症の人々の行動様式を
文化の1つとして捉えようという考え方があります。
多様性ということですね。

日本でもようやく
2016年にそれが明記されたということです。
また同じ年発達障害者差別解消法が施行されています。

日本は発達障害大国だと言われていますが、
もしかしたら多様性を許さない国民意識に問題があるのでは?
と思うことがあります。

空気を読む、ということや、気配りを重要視しすぎる日本、

それで、空気を読むことが苦手な、
人との意思疎通が苦手な発達障害者へ
特別、厳しい目が行くのかもしれません。

発達障害者の数が多いということより
発達障害であることのデメリットが目立つ国とも言えるのではないでしょうか?

発達障害だけでなく、マイノリティに対する差別偏見です。

法律ができたからすべてが変わるわけではありませんが
まずは知ることからスタートする必要があります。

単一民族、単一国家のマイナス面、
「みんないっしょ、でないと駄目」
「違っているのは変」という日本人の、大きな共通無意識が
そろそろ変化を求められている時代、とも言えそうです。

冒頭にあげた感覚過敏の人たちが
自ら声をあげて、周囲に人たちに理解を求める活動のように、

マイノリティが声をあげる場面が、これから、もっと増えてくると
日本も変わってゆくような気がして、すこしワクワクしています。

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