クジラ・イルカ異変のニュース
貯まってゆくものはストレスと・・・・何?
今年も何度かクジラ・イルカ異変のニュースを見ました。
何年か前、初めて茨城だったかで
大量に打ち上げられたクジラの死骸を見た時
とてもショックを受けた。
なぜ?
海にいたものが陸に上がって死ぬ、
これって陸にすんでた人間が
次々と海へ飛び込み自殺してるのと同じこと?
とても不気味で、
やりきれない気になったのを覚えています。
でも今年のニュースからは
そういう意味での不気味さはなくて、
書かれているのは、地震との関係ばかり、
という不気味さ・・・・
つまりは、人間さまの都合だけ?
クジラやイルカという哺乳類が
なぜ、大量に方向感覚を狂わせられていたり
突然、集団自殺のようなことになるのか・・・
もちろん、地震の前触れとして
磁場が狂い、それがクジラの方向感覚を狂わせる、
という説もあるのだそうですが、
クジラやイルカの立場にたって、というのも変だけど
なんか、これらの記事はちょっと違う気がするのです。
イギリスの生態学者シモンズは
イルカやクジラ、アザラシの大量変死事件が
1970年以降に起こり
しかも先進工業国の沿岸部に集中している、
つまり、化学物質との関係性を示唆しています。
PCB(ポリ塩化ビフェニール)は
昭和48年、製造も使用も禁止されたけど
今なお、北極熊の体内から検出されるそうです。
それどころか、
今も、母親の母乳からも、ちゃんと検出されます!
環境ホルモンという言葉も
最近、あまり聞かれなくなりましたが、
それでも確実に体内蓄積しています。
へその緒を通して
胎児に移行していることも知られています。
なのに何故、クジラやイルカの異変を
環境ホルモンの点から論じるニュースが
皆無に等しいのか・・・・
とても不思議な気がするのです。
いつか私たち人間の
免疫や意識や感情までも破壊しつくす日、
初めて私たちは
何百頭ものイルカが集団自殺した光景を
思い出すのでしょうか?
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