今年4月から、帯状疱疹ワクチンが
65歳以上を対象に定期接種となります。
帯状疱疹は、体内に潜伏している
水ぼうそうと同じウイルスが
加齢や疲労などによる免疫力の低下で活性化し、
痛みを伴う水ぶくれが
帯状に現れる皮膚の病気です。
私も数年前にかかりました。
背中が痛いなぁと思ってたら
水ぶくれができて、
皮膚科に行ったら、
帯状疱疹だと言われ驚きました。
実は、高校生くらいの時に
一度やっていたからです。
その時は、ものすごい痛みがあったことを
覚えていますが、
数年前の時は、
さほど痛みもひどくはなく、
結局、薬も何も使わずに、
自然放置で治りました。
ただ、高齢になるほど重症化しやすく
感染力は弱いが、80歳までに人口の3分の1が
発症するとも言われています。
これまでもワクチンはありましたが、
任意接種で、料金は自己負担でした。
もうひとつ、RSウイルスという病気、
知っていますか?
風邪みたいなもんですが、
新生児や、高齢者が重症化することがあり、
これにも、ワクチンができました。
今のところ任意接種ですが、
これも定期接種へという声が上がっています。
高齢者への摂取ももちろんですが、
妊婦さんに接種することで
生まれてくる新生児がRSウイルスで死亡することを
防ごうというものです。
帯状疱疹のワクチンは、生ワクチンで
従来からあるタイプのワクチンでした。
RSウイルスワクチンは、
ファイザーの組換えタンパクワクチンが
24年1月に承認されています。
そして昨年、米モデルナ社の、
RSウイルスmRNAワクチン「mRESVIA」が
米国と欧州で承認されました!
新型コロナワクチンに続くmRNAワクチンで、
なんと、すでに日本でも申請を済ませていました。
もしかしたら、今後
定期接種になるRSウイルスワクチンは
この「mRESVIA」になる可能性もある、
ということです。
これから妊娠する準備のある方、
ワクチンについての
知識を持ちましょう。
定期接種は義務ではありません。
ワクチンのメリットと
デメリットを天秤にかけて、
判断することが
とてもとても大事です。
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