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アスパルテーム、WHOが新たな見解

アスパルテーム問題

WHOが発がん可能性リストへ

先月、WHOがアスパルテームを
発がん性がある可能性リストに入れました。

4段階ある発がん性の可能性のうち、
下から2番目の「2B」に指定。

これはガソリンエンジンの排ガスや
鉛などと同じレベルだそうです。

1日当たりの許容量は
体重1㎏あたり40ミリグラム、

体重70㎏の人なら、
アスパルテーム入り炭酸飲料9~14缶だそうで、
通常、大半の人にとって
危険性はない、とのこと。

ダイエットには推奨しない

さらにWHOは5月に、
アスパルテームなど人工甘味料は
体脂肪減少など長期的な体重管理には
不向きであるとして、

ダイエット目的での摂取を推奨しない、
との指針を公表しています。

人工甘味料の研究報告283件を分析し、
特に、大人では糖尿業や血管疾患の
リスク上昇の可能性も示唆しています。

日本糖尿病学会はどうするのか

日本糖尿病学会は、
今後の糖尿病患者への指導を
どう変えるのでしょうか?

現在、砂糖ではなく、
アスパルテームや
アドバンテーム、ネオテームなど、

新たに開発され続ける人工甘味料を
カロリーがない、という理由で
糖尿病患者には積極的に推奨しています。

日本での商品名は
パルスィートです。

ダイエット甘味料として
喫茶店などでも
砂糖と並んで、スティック状の甘味料、
置いてあったりしますよね。

この人工甘味料、賛否両論
とにかく物議をかもしてきた歴史があります。

人口甘味料の歴史

最も早い時期に出た
サッカリン、チクロ、
これは発がん性を疑われて
すぐに一度、発売禁止になったものです、

しかしその後、
サッカリンの方は、発がん性疑いは晴れて復活。
今も使われている甘味料です。

2023年版、管理栄養士監修で
人工甘味料危険度ランキングというものが
出ています。

興味ある方はご覧ください。

【管理栄養士監修】人工甘味料の危険度ランキングを公開!安全なものはある?【2024年最新】

6位、アドバンテーム(砂糖の3万倍の甘さ・2014年)
5位、スクラロース(砂糖の600倍の甘さ・1999年)
4位、ネオテーム(砂糖の1万倍の甘さ・2007年)
3位、アセスルファムK(砂糖の200倍の甘さ・2000年)
2位、サッカリン(砂糖の350倍の甘さ・戦後?)
1位、アスパルテーム(砂糖の200倍の甘さ・1983年)

なのだそうです。

人工甘味料の謎は
まだまだ続くようです。

あなたはどう思いますか?

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