「超加工食品」ご存知ですか?
糖分、塩分、脂肪を多く含む加工済み食品で
保存料の添加で、常温で保存でき
日持ちを良くしてある食品のこと
と米国糖尿病学会は定義しています。
果糖や人工油脂をたっぷり使った
菓子パン、スナック菓子、ピザ、ホットドッグ
ケーキ、ドーナッツ、ミートボール、チキンナゲット
ポテトチップス、カップ麺、などなど。
常温で保存でき、というところ、
なるほど、
調理パンが袋に入って普通に棚に並んでいる光景に
とても違和感を持ってきましたが、
常温保存というのが、超加工食品のメリットなわけですね。
超加工食品、摂取カロリーの6割?
アメリカ人は摂取カロリーの6割近くを
こういった超加工食品でとってると言われています。
この超加工食品が
2型糖尿病、心疾患、がんリスクを高めていることが
フランスの研究でわかっています。
食事中の超加工食品が10%増加すると
がん全体のリスクが12%増加、
(NutriNet-Santeコホート研究より)
昔、テレビでサルにドーナッツを与えると
おなかが、はちきれそうになっても食べるのをやめない、
という映像を見た覚えがあります。
類人猿の脳みそは、
糖質+脂質、という組み合わせに
コントロールを失うのだそうです。
脳内報酬系に変化
米国のイェール大学の研究によると、
糖質、脂質のいずれかを含む食品よりも
糖質+脂質を含む食品に
脳内の報酬系シグナル伝達が
圧倒的に、強くなるそうです。
ドーナツ、フライドポテト、などは
糖質と脂質の両方を含んでいますが、そうした食品は母乳をのぞいて、
自然界には存在しません同じくイェール大学のダナ・スモール教授の言葉。
うーん、なるほど。
母乳ですか・・・・
大人になっても、母乳が持っていた糖質+脂質に
人間は中毒性がある、ということなのですね。
自然界にはない不思議な食べ物、
それらに脳や体が支配されてゆく、
食い止める方法はないのでしょうか?
あなたはどう思いますか?
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