元気塾Blog

今も汚染水を垂れ流す「ダイキン」という会社

PFOA汚染

PFAS問題

あのTansaがまたスクープを出しました

Tansaとは、「探査報道」を専門とする
報道機関の名前で、
広告収入を受け取らず、
ニュースの購読料も取りません。

記者クラブ報道ではなく、
独自に探査し、しかも着手したら
事態が変わるまで報道を継続していきます。

私が知ったのは、
Tansaがまだワセクロと呼ばれていたころ、
製薬マネーデーターベースを作り
公開していたことです。
この作成には3000時間を要したそうです。

医師が製薬メーカーから
年間、どのくらい寄付や講演料や
研究費としてお金をもらっているか、
医師名、金額、すべてがひと目でわかる
驚きのデーターベースでした。

さて、そのTansaがPFASについて
調べていることは知っていました。

PFASとは、以前メルマガでも
何度か書きました。
フォーエバーケミカルと言われる
今、世界中で規制をかけている化学物質です。

Tansaがスクープ

さて、冒頭の、何がスクープかというと、

Tansaは、2021年11月、
「検査を受けた住民9人全員の血液から
毒性化学物質PFOA、
非汚染地域の70倍の住民も
/大阪・摂津市のダイキン工場周辺」

という記事を世に出して以来、
ずっとこのダイキン工場の問題を
追いかけてニュースを出し続けていましたが、

今年5月1日に
「ダイキン淀川製作所、濃度を隠蔽して
今も敷地外PFOA排出」

というショッキングな記事を出したのです。
ちなみにPFOAとは、PFAS(有機フッ素化合物)
4800種以上ある中の、ひとつです。

ダイキン(空調メーカー)は2012年に
PFOAの製造をやめたと公表していますが、
今も敷地内に高濃度の
PFOAを含んだ地下水が蓄積していて、

それを下水処理場に排出、
下水処理場を通過した後は
淀川に流れ込み、
一部は飲料水となるそうです。

大阪・摂津市民ら2万人以上の署名を集め、
ダイキンに対して
その排出水の汚染濃度が
どの程度なのかを公開するよう
求めていますが、

ダイキンは公表を拒み続けている、

というものでした。

一般のメディアで、
摂津市のPFOA汚染について
報道されているのは、
本当に微々たるものです。

沖縄米軍基地周辺での汚染も
横田基地の汚染源が疑われる
多摩地域での
水道水に含まれていた高濃度PFAS汚染も、

まして今も垂れ流し続けている
ダイキンという大手メーカーの名前も、

皆さんは、テレビのニュースで
見たことはありますか?

マスメディアで報道されない事実

興味を持った方は
ぜひ、Tansaで検索してみてください。

私たちは知る必要があります。
世界では
今、本当に何が起きているのか・・・

心と体の健康は
生きていく上で
大切な土台となるものです、

でも、
私たちは、失ってから初めて気づく、
哀しいことです。

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