元気塾Blog

どんな「ものさし」で世界を測る?

事実と解釈について考える

太陽光パネル

東京都がついに、新築建物に太陽光パネルの設置を
義務づける条例を15日都議会で可決しましたね。

太陽光パネル発電については、
以前にもメルマガでご紹介したドキュメンタリー映画、

2020年マイケル・ムーアの
『プラネット・オブ・ヒューマンズ』を
ぜひ見て欲しいと思います。
YouTubeで無料公開されています。

環境保護を口にする時、それは本当なのか、
美辞麗句の裏には単なる「お金の原理」が隠れているのでは、

と、様々な角度から見るための情報を是非、取り入れてみて下さい。

自分の中の「ものさし」

さて、今日はその話ではなく、自分の中の「ものさし」の話。

私たちは無意識ではありますが、
自分の中に人や出来事を測る「ものさし」を持っています。

正しいか間違っているか、
優れているか劣っているか、
賢いかバカか。

どれかの「ものさし」で測るとそこには順位がつくでしょう。
しかし、違うものさしで測るとその順位は変わります。

学生時代に、勉強ではAさんが1番だけど
体育の時間になるとBさんがすごくて、
美術の時間になると俄然、Cさんが目立つ、とか。

もっと異なる「ものさし」
美しいか醜いか、カッコいいかカッコ悪いか、面白いか面白くないか、

そして、どの「ものさし」が自分にとって大事なのか、
それがその人の価値観になっていく、

そして価値観が人によって異なることは、理屈上わかっているのに、
いつしか自分の価値観が絶対であるかのように人や出来事を測ってしまう。

上手くいかない人間関係の
大きな理由はそこにあるような気がします。

「解釈」の基準

「事実」はなく、あるのは「解釈」だけだ、と言ったのはニーチェですが、

だとしたら、あなたの解釈は何を基準にしていますか?
と、問うことが対話の始まりかもしれません。

出来事や事象を解釈するとき、
人は無意識に持っている自分の「ものさし」で測ろうとします。

だとすれば、どんな「ものさし」で測っているのか、
聞いてみることが対話の始まりです。

ルールに従うのは社会人として当たり前だ、と言う人は
たぶん、公共性とか公平性とか法律順守とかの「ものさし」が強い、

でも、ちょっとくらい外れても自分の興味の赴く方向へ
ついつい向かってしまう人は自由度や面白さが
「ものさし」なのかもしれません。

そんな風に考えると
自分とは異なる他者との対話はやっぱり面白い。

あ、
そうですね、

私は最近、面白いかどうか
という「ものさし」が
自分の中で強くなっていることに
今、気づきました。

あなたが疑うことなく持ち続けている
「ものさし」は何ですか?

人との関わり方の質を上げるため
いろんなこと、話してみませんか?

 

☆もっと知りたい、気になる記事はこちら

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