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言いたいことが言えない、爆発しそうな人

大きな木

スポーツ女子の陥りやすい「FAT」

オーバートレーニングと心理的ストレス

オリンピックや大きなスポーツ祭典があり、スポーツへの関心が高まると
私もなにか始めようか、と思う人も多いのではありませんか?
運動不足だし、もう少しスリムになりたいし、健康のことを考えて、など。

ところがスポーツ女子が陥りやすい「FAT」という症状をご存知でしょうか?
女性アスリートの3主徴と呼ばれている、辛い症状です。

  1. 利用可能なエネルギー量の不足
  2. 無月経
  3. 骨粗鬆症

という3種類の症状を示すものです。
オーバートレーニングやスケート心理的ストレス、
食生活の乱れなどが要因だとされています。

フィギュアスケートの鈴木明子さんがまさにそうでしたね。
骨粗鬆症までは行かなかったそうですが
極度の摂食障害となり32kgまで落ちたといいます。

彼女は当時を振り返って、
オリンピックでの成績が常に頭にあり、
負けたくない、認められたい、という心理的ストレスが強かったこと、
痩せなければきれいじゃない、という
脅迫観念が強かったこと、
そして、それを誰にも言えなかったことを原因にあげています。

骨粗鬆症は老人だけじゃなくても

骨粗鬆症って、なんとなく老人がなるものという認識でしたが、

無月経になっているということは、
エストロゲンという女性ホルモンが減少しているので、閉経後の女性と同じ状態、
つまり、骨粗鬆症に成りやすい状態である、ということです。

なるほど・・・体はもう立派に老人並、ということですね。

実は私も35歳くらの時にうつ病になり、薬の副作用で、
3ヶ月の間、一度も生理が来なかったという体験があります。
しかも、たった3ヶ月で10kg体重が増えました。
あのまま行っていたら怖いことになってのかも、と、今思ってもゾッとします。

男性にも更年期が・・・

女性だけでなく最近は、男性の更年期というものもあって、
しかも、若年化しているそうです。

30代で体がだるく、やる気が出ない、
ちょっと動いただけで疲労感が激しいなどの理由で、
心療内科を受診していても改善しない、という方、
若年性の更年期障害を疑ってみては、とおっしゃるのは、
獨協医科大埼玉医療センターの井手久満医師。

うつ病と混同されることが多いけれど
テストステロン値を測定することで更年期障害と判明することがあるとか。

テストステロンとは男性ホルモンですよね。
これも今までは加齢とともに減るもの、
という常識がありましたが、
必ずしもそうではなく、個人差がかなりあるそうです。

井手医師いわく、
テストステロン値低下の大きな要因として
「自己実現、自己表現機会の減少」とあります。

なるほど、仕事にせよ、趣味にせよ、評価されたり、
自分を表現できる場所があること、つまり言いたいことが言える場があること、
それがテストステロン値を上げる、というわけですね。

女性の摂食障害も男性の更年期障害も
かなりメンタルな部分が影響しているということです。
こころの状態がホルモンを上げたり下げたりしている、
それが、体まで影響をもたらす、当たり前といえば当たり前ですね。

IT革命

自己表現できる場所はネット社会のおかげでたくさん増えました。
でも、表現したものをきちんと、受け止めてくれる人がどれだけいるでしょうか?
暗闇に向かって、石を投げるように、なんの反応もない、だれも聴いてくれない、
そんな虚しさを感じた人は、どのくらいいますか?

いえいえ、反応がないどころか、逆に心無い罵倒や批判、
ヘイトコメントにうんざりして、SNSを辞めた、という方もいるかもしれません。

自由に表現できて、それを受け止めてもらえる場所

誰しも言いたいことが自由に言えて、
しかもそれを熱心に聴いてくれる人がいる、
そんな場所が今、どこにあるでしょうか?

だれでも認められ、どんな少数意見でも発言でき、
否定されない場所、ジャッジされない場所、
そうなんだ、あなたはそう思うのね、と頷いて聴いてくれる人がいる場、

これからの時代、そんな場所が本当に必要なのだと考えています。

言いたいことが言えない、爆発しそう、
一番身近な家族にも、友人にも言えない、
何故か言ってはいけないという鎖のようなものがある、という方、
それこそが大きなストレスの原因かもしれません。

 

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