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同性婚訴訟で初の「憲法違反」判決

同性婚

同性同士が結婚できないのは
「憲法違反」である、
札幌地裁が日本で初めての判断を出しました。

同性婚訴訟とは2019年に
「結婚の自由をすべての人に」と名付けられた裁判が、
東京・大阪・名古屋・札幌・福岡で
14組の同性カップルが国を提訴しているものです。

同性同士が結婚できないことが憲法違反である、
というこの札幌地裁の判決は
大きなステップになっていきそうです。

現在、日本でも、
「パートナーシップ制」を認める自治体が増えています。
パートナーシップ制とは、婚姻ではないが、
婚姻と同じ権利を認めようという制度です。

2015年に東京世田谷区が日本で初めて
パートナーシップ制度に関する条例を定めてから、
2020年11月現在、全国で60以上の自治体に広が りを見せています。

そしてようやく、昨日の判決。

少しずつですが、変化し始めている、と感じます。

世界では、
1989年にデンマークが世界で初めて、パートナーシップ制度を作り、
2001年オランダで同性婚が実現、

ヨーロッパ、 南北アメリカ、オセアニアなど
2020年5月の段階で29の国や地域で同性婚が可能になっています。

アジアで初めて、2019年5月から
台湾が同性婚を認めています。

明治時代はもちろん、昭和55年くらいまで、
同性愛は精神疾患であって治療すべきもの、
絶対に禁止すべきもの、とされてきました。

しかし、1973年以降、
米国精神医学会や、世界保健機関が
相次いで同性愛は精神疾患ではない、
ことを明らかにしてきました。

1990年WHOのICD(国際疾病分類)で
「同性愛」という分類は削除されました。
ここで初めて、同性愛は病気ではないことが
世界的にも発表されたわけです。

マイノリティの人たちを常に病気にしてしまい、
強制的に治療を加える、という
残酷なことを長年やってきた人類、

しかし、本当に少しずつではあっても、
マイノリティの人権侵害が
問い直され、認められつつある、

どんなマイノリティの人にとっても
生き易い社会であるため、

自分自身の中にもきっとある、様々な偏見を
ひとつずつ、つぶしていきたいと思います。

過去の習慣や思い込みからどれだけ自由になれるか、
一人ひとりのチャレンジなのかもしれませんね。

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