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セルフイメージは生存戦略

セルフイメージは生存戦略、
と聞いて、どう思いますか?

セルフイメージというのは、
ご存じのように、
人が自分に対して持つイメージのこと。

たとえば、自分を美人だと思っているのか、
ブスだと思っているのか、
自分を頭が良いと思っているのか、
もしくは、頭悪いと思っているのか、

優しい、穏やか、思いやりがある、
もしくは、気がきかない、
暗い、自信がない、気が弱い、など。

セルフイメージとは、思い込みであって、
客観的事実とは何の関係もないものです。

東大を卒業していても、
俺って、頭悪いからなぁ~と
言っている人を知っています。

そこそこカワイイのに、
絶対に自分はブスだ
と言い切る友人もいます。

もちろん反対もいて、
大した実績もないけれど、
妙に自信たっぷりな人、

自分のリーダーシップを
無条件に信じている人、

問題は、その人が
何故そう思い込んでいるのか、
というところです。

いつかどこかの段階で、
誰かの賛美だったり、
叱責だったり、批判だったり、
つまり外界の反応を見て、

それを受け容れ、自分のセルフイメージに
仕立ててしまった、ということなのかもしれません。

しかし中には、反対の反応もあったはずです。

有名な話でエジソンは
小学校の先生からは
さんざん、お前はバカだと言われたけれど、
その評価は受け容れず、

母が言った「あなたは天才」という言葉を
そのまま受け容れています。

今、自分をブスだとか、
頭悪いと思い込んでいる人は、
何故、「ブスだ」とか
「頭悪い」とかを
選んで受け容れてしまったのか、

そこには、その人の選択が働いています。
そういうセルフイメージを持った方が
生き易い、という
その人なりの、判断があったということです。

そんなふうに考えてみると、
例えば、自信がなく気が弱いという
セルフイメージを選んだ人は、
どうしてそれを選んだのか、

自分を弱い人間にすることで
何を得ているのでしょうか。

たとえば競争しなくても良い、
同情されやすい、
かばってもらいやすい、

それが、その人にとっての
生き易さだったのかもしれません。

セルフイメージを生存戦略だと考えてみると、
案外、素の自分を見出すことは
難しくないかもしれないと、思います。

これまで持ってきたセルフイメージが
今の自分にとっても、武器になる戦略ならいい、

でも、そうじゃない
違和感があるなら、
さっさと手放し、
違う戦略を考えればいい、

案外、簡単にセルフイメージって
書き換えられる気がしてきました。

あなたのセルフイメージは
今のあなたにとって、
武器になる戦略でしょうか?

 

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