元気塾Blog

メンタル不調の休暇期間、長さに問題?

これまでにも何度か書いてきましたが、
日本の精神病院の病床数は世界1位、
入院期間の長さも世界1位、

さて、今メンタル不調で
休職する人が増えていますが、
その自宅療養期間が、
これまた、日本は最も長いということを
警告している人がいます。

独協医科大学埼玉医療センターの
井原裕氏(こころ診療科教授)です。

2016年のデータですが、
うつ病による欠勤日数の国際比較
ブラジル、カナダ、中国、韓国、メキシコ、
南アフリカ、アメリカ、日本の8か国で、
3週間を超える長期化がずば抜けて多いのが
日本だ、ということです。

そして、井原氏は、
メンタル療養の長期化で
最も弊害を受けているのが
患者本人である、と言っています。

長期自宅療養することが、
うつ病からの復帰を妨げている、と?

2019年の日本の研究に、
長期欠勤自体が復職を困難にする、
初回欠勤が長ければ、最後の欠勤リスクも上がり、
2回目はいっそう長期化する、
というものがあるそうです。

自宅療養は初期は回復を促す効果があるが、
中期以降は、自己効力感を低下、
職場との断絶、社会的役割の喪失、
職場復帰を遠ざけることになる、
つまり、悪循環そのものだ、という論旨です。

海外では、メンタル療養に対して、
復職プログラムが設定されているが、
日本はこの部分が、ほぼないに等しい、

精神疾患と就労の問題を、
「医療だけ」の問題として医者まかせにするのではなく、
働く能力を失わせないように社会や企業が関わる、
そういうい視点が必要だ、ということです。

なるほど・・・

これは、日本の精神病院の特殊性とも
相通ずる問題かもしれませんね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~
自宅療養診断書を反復延長する医師は
患者を守っているように見えて、
結果的には患者の未来を崩壊させている、

医師の責任は、単に「休ませる」ことではなく、
「休ませすぎない」ことである
~~~~~~~~~~~~~~
(https://wedge.ismedia.jp/articles/-/40652?page=3)

これは、かなり辛辣な言葉だ、と感じました。

日本の精神科、心療内科の在り方が
ここでも厳しく問われているのだ、と思いました。

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