元気塾Blog

「聴かれてこなかった」時間を取り戻す

少女

会話のない関係

会話のない親子
会話のない夫婦
会話のない職場

皆さんは経験したことがありますか?

え、今まさにそうです、
なんて言わないでくださいね。

あるお母さんから昔、相談を受けたことがあります。
娘が一体何を考えているのかさっぱりわからない・・
何を聞いても、「別にぃ・・・・」で
殆ど会話らしいものがない、
どうしたらいいのでしょう、と。

いろいろ聴いてみると
わかってくることがありました。

どんな親子も最初から会話のない親子って、実はいません。
2,3歳の子はどんな子でも、
あれ何?どうして?ねぇねぇと
お母さんに話かけようとします。
うるさいほどです。

あなたも経験ありますよね?

自分以外の生き物に関わりたくなるのは動物の本能だ
と言った人がいます。

ところが、ある日、この本能が蓋をされてしまう。

何故・・?

聴いてもらえない
自分は聴かれていない、
わかってもらえない、

という体験を嫌というほど
繰り返すからです。

もうこの人には言っても無駄だ、と
繰り返し何度も、わからされるからです。

いえ、言っても無駄どころか
言えば批判される、反対される、問答無用で拒絶される、
そんな経験を、嫌というほど、何度も何度もするからです。

そして会話のない親子になってしまう。
会話のない職場も同じです。

会話のない関係とは、長い時間をかけて
作られていくものなのです。

サポートセッションでは1番はじめに
フレームを作るということをします。

さぁ、話を聴きますよ、
何をテーマにこの時間、
使っていきましょうか、

と、
何でも話せる空気、場を作るということをします。

しかしそれでも、長い間
「聴かれてこなかった」人にとっては
評価や拒絶が怖いのです。

そのため、なかなか自分をオープンに
できない人がたくさんいます。

自分の弱みを見せられなくて
強がる発言しか
できなかったクライアントさんが、

本音を言えるようになるのに
9か月、かかった
というケースが、実際にありました。

「聴かれてこなかった」人が
自分のオープンな気持ちを表現できるようになるためには、

これまでの時間を取り戻すくらいの
「聴いてくれる人」との時間が必要なのだ、

セッションするたびにそう思います。

あなたもいつか昔、
「聴かれてない」という体験をしましたか?

今、あなたの近くにいる人は
あなたの言うことを、しっかり受け止めてくれますか?

会話のない家庭や
会話のない職場で
もう何年も自分の本音を表現してないかも、と思う方、

でもコーチをつけるのは
ちょっとハードルが高い、と思ってしまう方、

一度、サロンへ遊びに来ませんか?

サポートスキルを学ぶ仲間たちが
あなたの話を聴くコーナーを作っています。

ただ聴いてもらうという
体験をするコーナーです。

評価や拒絶、アドバイスをされることなく、
ただ聴いてもらう、
という体験が
自分にどんな変化をもたらすのか、

一度、感じてみてください。

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