介護離職者ゼロ
総務省の調べで2017年、介護離職者が
9万9千人に上ることがわかりました。
前回の2012年時の10万1100人に比べ
やや、下がったものの国が掲げる2020年までに
「介護離職者ゼロ」への道は厳しいようです。
現在、346万人が介護をしながら
働いている、となっています。
ライフワークバランスを企業側もしっかり
取り組む必要があるということでしょうか。
ただ育児と違って介護はいつまで、という
年数が読めないことが問題です。
1年間とか3年間とかわかっていたら頑張れるものも
10年、20年かそれ以上?いや、先が読めない・・・
となると自分の体も衰え
経済的にも不安が募り
仕事との両立も厳しくなっていくでしょう。
メンタルヘルスは不安をどう解消するか
肉体的、経済的ももちろんですが
たぶん一番には
メンタル面での閉塞感ではないでしょうか?
この先の不安、です。
そんな状況でまずは不安を解消できる
しっかりした情報が大切です。
実は認知症への不安を抱える
中高年はとても多いですし、
今後、介護保険制度がどうなってゆくか
という質問に対して、
83%もの人が不安に思っているのだそうです。
情報を得ようとする能動性
それなのに、国が行っている
「新オレンジプラン」
というプロジェクトについて
知っている人はわずか5%
内容まで知っている人になるとたった1%だと言います。
この「新オレンジプラン」とは
認知症対策として国が2015年に出したものです。
中には情報共有や憩いの場となる
認知症カフェなどの推進もあります。
身近なところにそういうものがあれば
活用してみるのも一つだと思います。
ネット社会のおかげで良くなったことの1番に
こういった情報を簡単に誰しもが検索できることでしょう。
介護の悩みを相談できる
「安心介護」という
情報サイトもあります。
無料で相談できることになっています。
もちろん、元気塾もその一つ。
人と話しをすることで
ココロに少し余裕ができると
問題解決に向かうエネルギーが出ます。
人が人に与える、すごいパワーです。
ココロが先に、病んでしまわないよう
活きた情報と、つながりを
これまで以上に、大事にしてゆきたいものですね。
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