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がん細胞を抑制する腸内細菌特定される!!

おなかの中

腸内細菌、すごい!

とうとう、がん細胞を抑制する腸内細菌が11種類あることを
慶応大学の本田教授らが見つけ、
科学雑誌ネイチャーに掲載されました。

以前にも書きましたが、
私たちの腸内には人間の細胞の数より
はるかに多い微生物が住んでいます。
​​

その微生物の種類や数、働きも人によって様々です。

糞便移植療法?

実は、2013年アメリカで
ある感染症の患者へ健康な人の糞便を移植するという療法が
FDAによって許可されました。

日本でも潰瘍性大腸炎の患者へ
やはり糞便移植という療法が行われているそうです。
健康な人の腸内細菌を直に移そうという療法、
ちょっと乱暴じゃないですか?

マイクロバイオーム=腸内細菌叢の研究すすむ

2015年には胆ガン患者に対して
注目の免疫チェックポイント阻害薬の効果が
腸内細菌に影響されているという研究がありました。

こうして2014年あたりから
マイクロバイオーム、腸内細菌叢の
研究がさかんになっています。

帝王切開で生まれた子供が
母親の産道を通って生まれないことから
母親のマイクロバイオームを受け継ぐことができない

それであえて出産後、
母親の糞便を赤ちゃんになすりつける
ということもアメリカではされているそうです。

数年前に菌ちゃん先生こと吉田俊道さんの講演会で
冗談のように、生まれた子供に
お父さんやお母さんの菌をなすりつけ
と言っていたのを思い出しました。

笑い話ではなく、まさにそうなのですね。

しかし今回の研究では
11種類の腸内細菌を特定し
それをがん治療薬と一緒にマウスへ投与すると
投与しなかったグループと比べ
ガンの大きさが半分以下に抑えられた、とあります。

腸内細菌のバランスには意味がある

うーん、
腸内細菌叢は
それが絶妙なバランスをとっているからスゴイのに、
そこから、その11種類のものだけ取り出して
それでバランスを欠くことにはならないのだろうか、

ふとそんなことを思ってしまいました。

腸内細菌叢は、腸内フローラ、つまりお花畑とも言われています。

花畑

善玉菌とか悪玉菌とかいうけれど
微生物にはたぶん、そんな違いはなくて
人間にとって都合良いか悪いかでそう呼んでいるのでしょう。

植物に雑草という品種がないように、
害虫、益虫もいっしょ、
人間にとってどうかというだけの違い。
自然界は様々なものが同居していてバランスをとっている、

なのにまた
こうして11種類を取り出すことがどういう影響をもたらすのか、

あなたはどう思いますか?

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