元気塾の風景
先日は坂出市の、かきのは元気塾。
「ワクチン、義務じゃないって知ってた?」
というテーマ。
医療との付き合い方、の部分です。
ワクチン打つ人、打たない人
インフルエンザのワクチンを打つけど
毎年、注射のあと腕が肘のあたりまで赤く硬く腫れる
という人がいたり、
先祖にワクチンで亡くなった人がいて
そのため、その家はずっと全員
ワクチンは打たないという人がいたり、
ずっと打たなかったけれど
2年ほど前に父がインフルにかかって
その後肺炎で亡くなったということがあり、
その時、自分もインフルにかかりとっても辛い思いをして
それ以来、ワクチンは打つことにした、
という人も。
実際の体験や思いは、やっぱり臨場感があります。
一概に良いとか悪いとか言ってもしょうがない、
そこにはそれぞれの真摯な思いがあります。
WHOが今年から5カ年計画であげている10項目のうち
2つにワクチンと関わる項目があります。
- インフルエンザパンデミック
- ワクチン接種の適切な理解を求める
ワクチンのメリットとデメリット、
国もWHOも何%という数字でメリットとデメリットを比べます。
でも、
副反応で重篤な症状に陥ったり
中には亡くなる人もいるわけで仮にそれが1%だとしても
その例に当てはまった人にとっては
100かゼロか、です。
数字のマジックっていつもそうですよね。
国としてではなく、
「私」の問題として考える
「家族」の問題として考える、
これって大事な目線だと思います。
薬を9種類、全部やめた
今、高齢者はざらに10種類以上の薬が
処方されています。
前にも書きましたが、
母も入院する前、9種類の薬を処方されていました。
幻視がひどくなり、足元もふらつくようになり、
まだ比較的、頭がしっかりしていた日に母と相談し、
リスクも覚悟の上で
薬を全部、止めてしまったことがあります。
医者には事後承諾の形で報告はしました。
そうしたら、
気持ち悪い子供たちや虫などの幻視が1/3くらいまで減り
それまでの数十年、
病院へ駆け込むくらいの重度の便秘が嘘みたいに消えました。
本当に毎日、バナナ状のきれいな便が
すんなりと、出るようになったのです。
あれには驚かされました。
ポリファマーシー外来やっとできる!
昨年、国立医療機構「栃木医療センター」では
「ポリファーマシー外来」ができたそうです。
多剤処方を見直そうというもの。
きっかけは
口腔疾患で入院していた高齢の女性
足元がふらつき意識障害を起こして死亡。
原因は薬の中毒症状だと判明。
その女性はなんと14種類の薬が処方されていたそうです。
自宅にいる時は量が多すぎて、飲みきれてなかったのが
入院したせいで、きちんと飲まされ
そのせいで、副作用が起きたと結論づけられたそうです。
まさに薬に殺されたわけですね。
減薬に報酬?
今、医療改定によって減薬、つまり、
2種類以上の薬を減らしそれが4週間続くと
調剤の方も報酬が得られるようになったそうです。
たくさん処方しておいて減薬すると報酬が出る?
なんだかおかしな話ですよね〜。
そもそも、そんな多剤を処方した責任は?
それは誰も問わないのでしょうか?
様々な背景がある中で、
薬や医療との付き合い方、
我々、一人ひとりが自分なりのガイドラインを持つ必要がある、
とは思いませんか?
あなたは医療とどう付き合っていますか?
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