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2000年来の人類の夢、未病を数値化「揺らぎ」

1/fの揺らぎ

「未病」の概念を数値化

富山大学と東京大学の共同研究グループが
「未病」の状態を
科学的に実証することに成功!

ついに現代医学も
「未病」の存在を認めるわけですね。

本来「未病」というのは
中医学の考え方で、
日本の現代医学の中には
「未病」という定義はありませんでした。

しかし
2017年、内閣府の
「健康・医療戦略」では

「健康か病気かという二分論ではなく
未病という考え方が重要になる」

と記されるなど
未病研究は国の重要な
政策課題となっていました。

「揺らぎ」に着目

さて、今回の研究発表は
マウスがメタボリック症候群を発症する前の
未病状態を
「揺らぎ」に着目。

健康から病気へ移り変わる時に
生体信号の揺らぎが大きくなると
数学理論的に解析したそうです。

揺らぎ、
これは、ある量の平均値からの
ズレとか変動
をいうそうです。
物理学の言葉ですね。

1/fの揺らぎという言葉もありますね。

規則的なものと
不規則なものが
調和した状態

自然界にはたくさんある
と言われる1/fの揺らぎ

それは私たちを癒やしたり
心地よい感覚に導いたりしています。

音楽や、小鳥のさえずり、水の流れる音など。
モーツァルトの音楽が
病気の治療に使われるのも
この1/fの揺らぎと関係があるから
という説もあります。

未病とは揺らぎの幅が大きくなること

この揺らぎの幅が大きくなる
それが未病の証明
というわけですね。

面白いですね。

未病の段階で
病気に至らせない医者が
名医である、と
2000年以上昔の中国の文書に
書かれています。

つまり2000年以上昔からあった
未病という概念、
それが、初めて科学的に
数値化された、
凄いことです。

インチキ未病ビジネスにはひっかからないで

でも、
自分の主治医は自分、

未病数値化から
また出てきそうな
インチキっぽい未病ビジネスに
引っかからないよう、

未病というものを
医者や製薬会社の
専売特許にしないよう、

自分自身の揺らぎに敏感になって
振幅が大きくなる前に
自ら、気づくことができると

素晴らしいですね。

 

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