女性の住みにくい日本
ジェンダーギャップ指数というものがあります。
世界経済フォーラムによる
グローバル・ジェンター・ギャップ指数
2019年版がこの17日に発表されました。
世界153カ国の中で日本は121位、
2017年114位
2018年110位
と、今回は過去最悪でした。
もちろん、主要7カ国G7では最下位です。
このジェンダーギャップ指数とは
男女の格差を、
経済、教育、健康、政治の4分野で評価している数値です。
経済・政治の面で特に低い数値
日本が全体として、これほど低いのは
経済と政治の分野が顕著に低いためです。
経済については男女の賃金格差や
管理職ポジションについている男女差などの低さが大きく影響、
政治についても国会議員の男女比、女性閣僚の比率など
世界平均から見てかなり低い数値です。
世界では政治分野への女性参画が
改善したため全体としてジェンダーギャップが
改善された、となっています。
下院議員(日本の衆議院)では25%が女性
閣僚では21%が女性、という平均値です。
しかし、日本は、
衆議院議員465人中47名が女性。
わずかに10%程度となっています。
まだまだ
男性の目線で政治が動いている
つまり、日本が動いている、ということですか・・・・
セクハラ、勝訴!
せんだってジャーナリストの伊藤詩織さんが
元TBS記者の山口敬之さんから性行為を強要されたと
民事訴訟を起こし、勝訴しましたね。
東京地裁は330万円の慰謝料の支払いを命じました。
伊藤詩織さんは性暴力の被害者が
置かれている状況を改善したい、と述べています。
来年はパワハラ防止法も施行されます、
少しずつ、弱いものが
泣き寝入りせずにすむ社会へと
変化を見せている気がします。
この不名誉なジェンダーギャップ指数も
私達、日本人が自分たちの国をどうしてゆきたいのか、
考える上での一つの「ものさし」に
なるのではないでしょうか。
あなたはどう思いますか?
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