相手をがっかりさせないで
自分の本心を伝えたい、
よく入門編に参加される方が
口にする言葉です。
自分が本当に思っていることを
そのまま言うと、相手をがっかりさせてしまう、
相手が求めている返事を読み、
ついそれをやってしまう、
いえ、やりすぎてしまう。
例えば何かプレゼントをもらった時、
あまり好きではない色や形の
小物だったりしたとき、
きっと相手は喜んでもらいたいと
思っているだろうと、思うと、つい、
「わ~ステキ、私の大好きな色よ、
とても気に入ったわ、ありがとう。」
などと答えてしまう、
でも本当は、全然趣味じゃないモノで
あとから、どうしようかなぁと思ってしまう、
こんな場合です。
アサーティブ・コミュニケーションの
哲学とも言える、4つの柱というのが
あります。
誠実、率直、対等、自己責任
この4つです。
中でも、「誠実」というのは
本当に大切です。
相手に対して、嘘をつかないとか、
約束を守るのは当たり前ですが、
自分に対しても、嘘をつかない、
自分との約束を守る、ということに
気持ちを向けているでしょうか。
好き嫌いとか、感情というのは
あなたを表すとても大切なファクターです。
私も昔、仕事上の取引先の方から
ヨーロッパ旅行のお土産だと言って、
ピンクの化粧ポーチを頂いたことがあります。
花柄で淵にはフリルがついていて、
とても女の子っぽいポーチでした。
昔から私は、フリルだの花柄だの
女の子っぽいものは、嫌いで、
小物でも、洋服でも
まず選ぶことはありませんでした。
正直、そのポーチを見た時、
困ったなぁ・・・・というのが本音でした。
しかし縫製はしっかりしていて、
大きさも手ごろ、
中には小さな手鏡が入っていて、
それもおしゃれ。
けっこうな値段だったのだろうなぁと思いました。
当時、きっと
簡単に「ありがとう」だけ言って
受け取ったような気がします。
でも今なら、こう言えたかもしれません。
「ありがとう、とても嬉しい。
大きさや、手触り抜群ですね。
鏡もついていて、便利そう~
私のために選んでくださって、本当にありがとう。
ピンクは本当は苦手だったんだけど、
ちょっと冒険してみるのもいいかも、ですね」
これだと、自分に嘘はついていません。
そして実際に、その時のポーチ
今でも使っています。
ピンクの花柄を見るたび、
当時の困惑した
自分の顔を思い浮かべてしまいます。
あなたはどのくらい、
自分に正直でしょうか?
そしてギリギリ、
相手の気持ちを傷つけずに
自分の本心を言葉にしていますか?
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