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自分を後回しにせよ、という裏メッセージ

裏メッセージ

人間関係の中で一番大切なのは、
「自分」という人間との付き合い方です。

セルフコンパッション、
これは直訳すると、
自分への思いやり、慈しみ、ということですが、

セルフコンパッションを実践するために、
その提唱者、米国のクリスティン・ネフ准教授は
次にように述べています。

1.self-kindness
自分を批判するのではなく、
大切な友人に接するように
優しく労わり、おもいやりを示すこと

2.Commn Humanity
誰もが不完全であり、苦しみや失敗は
人間共通の経験であると理解すること

3.Mindfulness
自分の苦しみや失敗、欠点を
ただ客観的に認識すること

このセルフコンパッションという考え方は、
ストレス軽減、不安症・抑うつ状態の改善、
レジリエンス向上に役立つと
ストレスフルな現代社会で、最近、注目されているようです。

 

さて、この中で友人に優しく接するように
自分にも優しく接する、とあるのですが、
本当かなぁ、と思ってしまいました。

自分に優しくできない人が、
本当に友人に対して優しくできるものだろうか。

よく、自分のことは後回しで
人のことばかり考えてしまう、とか
自分には厳しいけれど、
人には、優しくできる、とか
言う人がいます。

本当かなぁ、といつも疑ってしまいます。

自分の楽しみや自分のやりたいことを
後回しにして、
家族の面倒を見てきた人、

相手の顔色を見て、
相手の気に入るようなことを
先回りしてやってきた人、

それって本当に人に「優しく」していることなのでしょうか。

人に優しくすべき、という
何等かのプログラムが作られてしまい、
それに従っているだけで、

どこかでその理不尽さが
自分の中でヘドロみたいに、
自分の心を腐敗させている、ということが
実際にはたくさん、あります。

自分を労わったり、
自分を大切にできるようになって初めて、
人を本当に思いやることができる、
順番が逆なような気がします。

私たちは、未熟な親に育てられ、
何かしら、歪んだプログラムを与えられ
それを取り入れて生きてきました。

完璧であれ、
努力せよ、
皆に好かれろ、
優しい子になれ、
人の嫌がることを言うな、

これらの「呪いの言葉」は
すべて「自分を後まわしにしろ」
という裏メッセージです。

こうやって、自分に優しくできない人が
作られてきたのです。

喉の渇きで、死にそうな人は
人の水を奪います。
それをダメだ、と禁止しても
喉の渇きは止みません。

自分という花に水を注ぐ、
これをセルフコンパッションというなら、
それもまたありかな、とは思います。

ネフ准教授も、心理学というよりは、
仏教的「慈悲」の感覚に影響され、
セルフコンパッションプログラムを
作ったと言われています。

あなたは、自分という花に
どうやって、水を注いでいますか?

もっと知りたい、気になる雉はコチラ


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