精神腫瘍学=サイコオンコロジー
サイコオンコロジー学会ってご存知ですか?
精神腫瘍学というそうですが
がん患者はもちろん家族の心のケアも行う
がん医療の中の心の専門家、という感じでしょうか。
サイモントン療法
精神腫瘍学というと
カール・サイモントンを思い出します。
サイモントン療法で有名ですね、
がん治療に、
患者の精神面が与える影響が大きいことを認識し、
イメージ療法を確立した人です。
全ての病はメンタルから
しかしこれは何もがんという病気に限らず
すべての病気に共通することじゃないか
と思ってしまいます。
心疾患でも脳疾患でも
自己免疫疾患、つまり膠原病とかアトピーなども・・・
子孫に残すラブレター
先日、夫をがんで亡くした女性が制作した映画
「いきたひ」の上映会に参加。
その時、井上祐宏氏が
子孫に残すラブレターというワークをされました。
明日、目が覚めなかったら、
今日のうちに伝えたいこと、
これをスマホ動画で撮影するという試みです。
この試みはその後、子孫へ、の部分が
自分のアトピーさんへとか
お金さんへとか
いろんなテーマでラブレターとして
語られていきました。
そしてアトピーさんへのラブレターを話した男性は
その後死ぬほど辛かったアトピーが
だんだん軽減していったという状況が記されています。
病いを体の問題として
切り離して考える医学はやはり限界があるのではないか、
もっともっと心の部分を見つめる医学が必要ではないか
サイコオンコロジーがその第一歩になればいいけれど・・・
と思いました。
ただ今の精神科は薬に頼るばかりで
精神科なのに心を肉体としてしか見ていない
本当に心を扱う医者はどこにいるんだろう、
と危惧しないでもありませんが・・・・・
あなたはどう思いますか?
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