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「腎デナベーション」他にもあった、逆戻りのできない治療法

腎デナベーション

2026年3月、保険適用になった
「腎デナベーション」という治療法があります。

腎臓と脳をつなぐ交感神経の一部を焼き、
その活動が過剰になるのを抑えて
血圧を下げるというものです。

これは遺伝子治療などと違い、
遺伝子を操作するわけではありませんが、
脳と腎臓のやり取りを遮断することで
血圧を下げる、

その発想が、ちょっと怖すぎる、と思うのは
私の偏見でしょうか。

脳と腎臓は交感神経を通して互いに情報伝達し
血圧を調節しているそうです。
人間の体って本当に緻密でスゴイですよね。

それなのに、その活性化を抑制するため
腎臓周囲の交感神経を焼いてしまう、
それによって、10㎎程度血圧が下がるそうです。

これも一度限りの治療で終わる、とか。

つまり「逆戻りができない」わけです。
一度、焼いてしまったら、
元には戻せない、ということ。

なんだか最近、そういう「新」治療法が多いと
思いませんか?

先日、パーキンソン病の
アムシェプリという治療法の保険適用について
書きましたね。

世界初のiPS細胞由来再生医療等製品、
という長ったらしい名前、
薬価5530万円となっていますが、
薬、という概念からは程遠い治療法です。

iPS細胞を使った、ドパミン神経前駆細胞を
患者の脳内へ移植する、という治療法。
先日のメルマガでも、
逆戻りのできない治療法、という書き方をしました。

今年2月に出た、筋ジストロフィーの
遺伝子治療薬、エレビジス、薬価は3憶円で
過去最高となっています。
以前、このメルマガでも書きましたね。

これは人工的な遺伝子を点滴で投与、
筋肉の維持に必要なタンパク質を
作らせる、というもの。
一回限りの治療で終わります。

もう少しさかのぼれば、
2019年に、やはり遺伝子治療として
キムリア(白血病)が、承認されています。

このキムリア、どういう治療法なのかというと、
患者の血液成分の中から、
白血球だけを分離し採取、

冷凍保存された患者のT細胞を
遺伝子操作することで
効率よくがん細胞を攻撃できるよう改変する、

こうして加工された患者のT細胞を
専用バッグに充填したものが「キムリア」で、
それを点滴で体内にもどします。
つまり、その患者専用の特注品というワケ。

なので薬価も3000万、高額でもしょうがない……

要するに遺伝子治療というのは、
患者の遺伝子を操作することで
抜本的解決を図ろうという方法です。

iPS細胞由来の再生治療も同じですが、
一回しかやらなくてよい、ということは、
逆戻りはできない、ということ、です。

治療の根本が、なんだか方向的に変じゃない?
と、危惧するのは私だけでしょうか?

一度、いじった遺伝子はもう元には戻せない。
これって、
本当に治療の範囲内のことなのでしょうか?

あなたはどう思いますか?
どうぞ、ご意見をお寄せください。

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