ロナセンテープ?
昨年9月、
世界で初めて、統合失調症の貼り薬、
ロナセンテープが発売されました。
セロトニン、ドーパミン不足改善を目的としている貼り薬です。
その作用から
自閉症スペクトラムやチック症状にも使えるとなっています。
ロナセンテープ、小児に対する安全性は確率せず
しかし添付文書を読むと
乳幼児、小児に対する安全性は確立していない、とあるのです。
今、日本では、4.5歳のころから
発達障害児に、投薬が行われています。
いとも簡単に、
「うるさかったら、これを飲ませて」という親がいて、
本当に大丈夫なんだろうか、と
心配している保育士の友人がいます。
もしも貼り薬が渡されたらどうしよう、
と友人は、ぼそっとつぶやきました。
モーラステープ、光線過敏症の副作用
以前、痛みを取る目的のモーラステープという貼り薬で
一生治らない副作用に苦しんでいる方のブログが炎上しました。
2018年4月のことです。
光線過敏症という副作用、
日光に当って、腫れ、発熱、湿疹と
ものすごい状態になった自分の足の画像を載せていました。
https://ameblo.jp/0163533544/entry-12372008709.html
貼り薬、種類も増加の一途
今、
痛み止め以外にパーキンソン病、認知症、
そして今回の統合失調症など貼り薬の種類がとても増えています。
数年前には、フェンタニルパッチというがんの痛みを取る劇薬を
誤まって2歳の子供が使い死亡、という事件が起きています。
飲み薬より貼り薬の方が
なんとなく気楽に使う人が多いのかもしれません。
貼り薬の怖さ
しかし、飲み薬と違い、貼り薬や目薬、点鼻薬などは
解毒作用のある肝臓を通らずに、いきなり、リンパや血液に入ります。
飲み薬より怖い部分があることも知っておいてほしいです。
このロナセンテープは
今年3月に添付文書が改定になっています。
慎重投与の部分に
パーキンソン病のある患者、となっていたのが
パーキンソン病、又はレビー小体型認知症のある患者と変更されました。
昨年9月から今年3月までの間に、
レビー小体型認知症の人に何か不都合が起きた、ということでしょうか。
ロナセンテープの添付文書によると・・・
なお、
添付文書の「その他の副作用」のところには、
精神神経系:統合失調症の悪化
とあり、
一瞬、目を疑いました。
統合失調症の薬なのに、悪化???
もちろん、その上の重大な副作用は
書ききれないほどの項目が、殆ど頻度不明となっていました。
もしもお子さんやお孫さんの
発達障害で、いえ、統合失調症でも、
このテープが処方されることがあったら、
一度ぜひ、添付文書は目を通してほしいと思います。
まず知ること、
そしてメリットデメリットを考え判断してほしいと思います。
ブログのようこさんが書いていた、
「無知がこんなにも悲しく悔しい」
という文章は、本当に心を打ちます。
【追記】
血圧降下剤(β遮断薬、利尿剤、ACE阻害薬など)糖尿病治療薬(スルホニル尿素系血糖降下薬など)高脂血症治療薬、痛風、高尿酸値治療薬、解熱鎮痛剤ニューロイキン系抗菌薬精神神経用薬薬品添加物(メントール、オキシベンゾン、チメロサール)サンスクリーン剤(PABA,オキシベンゾン、シンナメート)(徳島県薬剤師会のページより)
ワクチンにも殺菌防腐剤として添加されているものですね。
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