メディカルダイエットについて
多くが、糖尿病薬である、
SGLT2阻害薬、
GLP-1などを使います。
それらの薬は、食欲を抑えたり、
脂肪や糖質の吸収を抑えたりして
ダイエット効果を生むわけです。
もちろん肥満症は立派な病気で
BMI25以上ある人で
11の健康障害のある人を肥満症と呼び、
その治療は公的医療保険の対象となります。
しかしこの範囲にない人が
単にダイエット目的で使うとなると、
保健適用ではなく、当然自費ということになるのですが、
それでも売れていて、昨年7月には厚労省が
適正使用を求める声明を出したほどです。
ウゴービというクスリ
さて、そんな状況の中、デンマークに本社を置く
ノボノルディスクの「ウゴービ」という
肥満症治療薬が、日本でも承認され、薬価収載されました。
2.4ミリグラムのキットで1万740円。
これもGLP-1受容体作動薬です。
1.BMI27以上で2つの肥満に関する健康障害を有する人
2.BMI35以上の人
このふたつが対称者となります。
この薬はすでにアメリカで発売されて
2030年までに市場規模が1000憶ドルになる
との予測があるほど、急増しています。
アメリカは成人の約7割が肥満、
まさに「肥満大国」であり、
その需要を考えると、
市場の急拡大が予測されるのも頷けます。
米実業家イーロン・マスク氏ら有名人の利用も
注目を集めるきかっけになっています。
アメリカで規制を検討?
しかし、今年になって、アメリカは
この肥満症薬の規制を検討し始めています。
脱毛のほか、様々な副作用が出ていて、
中には自殺願望をいだく、という報告もあります。
また、この「ウゴービ」、
注射している間は効果があっても
やめるとリバウンドするそうです。
だから
「人々がクスリを手放せなくなり、
長期的に売れ続けると見込まれていることが
市場急拡大の期待に繋がっている」
と指摘する
日本の金融業界関係者もいるそうです。
ちょっと、怖くないですか?
長期間、クスリに依存する人々を作る、
ということですよね。
こぞって、様々な製薬メーカーが、
この市場に参入しているわけが見えてきませんか?
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