元気塾Blog

病院跡地、何が出てくる?

「六価クロム」この言葉には
ついアンテナが立ってしまいます。

2024年3月、広島県福山市で、
メッキ工場の六価クロムのプールに落ちて、
その後逃亡した猫の事件がありました。

後に、この猫は死んで発見されています。

横須賀市は、市立うわまち病院跡地から
今月10日、有害物質「六価クロム」が
国の環境基準値の約7倍、
1リットルあたり0.36mg検出されたと発表、

その他、ヒ素、鉛なども検出されて、
周辺住民に井戸水を飲まないよう呼び掛けました。

実は昨年、地元香川県でも
同じような事件がありました。

さぬき市の旧県立津田病院で、
解体工事中の病院跡地に
注射器や薬剤の容器など
44点の医療廃棄物が地中から見つかり、

解体現場の地下水からは
1リットルあたり0.04mgの
「六価クロム」が検出されました。

これは水道法の水質基準0.02mg/Lの2倍です。

同病院は2009年に閉院、
2025年、解体工事を始めたが、
現在工事は中止、敷地内の土壌汚染状況を
調査することになっています。

「六価クロム」とは、
原子番号24のクロムのうち、
酸化数が+6の状態にある化合物の総称、
強い酸化力をもち、
金属めっき、顔料、皮なめしなどに
多く使われてきました。

しかし国際がん研究機関(IARC)が
グループ1(ヒトに対する発がん性)に
分類するほど毒性が極めて高い化合物だ、
ということで、
様々な厳しい基準値がもうけられています。

なぜ病院跡地から、
この「六価クロム」が出てきたのか、
さぬき市のケースも、
横須賀市のケースも
その原因を、未だ明らかにしてはいませんが、
早急に調べて欲しいものです。

少なくとも、
「六価クロム」は自然界には、
ほぼ存在しない化学物質で
悲しいことに、
人間が作り出したもの、なのです。

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