トランプ氏は25年間、
推奨量を超えるアスピリンを飲んでいる、と
BBCが発表しました。
ん?
アスピリン?
知りませんでした。
アスピリンって、かなり古くからある
非ステロイド系の
解熱鎮痛剤(NSAIDs)だとしか
認識していませんでした。
通常、鎮痛座として使う時、
大人で1日1000ミリ~4500ミリなのだそうですが、
このアスピリン、1日100ミリなど低用量で用いると、
抗血栓作用があるとわかっていて、
心筋梗塞や、脳梗塞の再発予防に
少量のアスピリンが使われているそうです。
二次予防といって、
一度、心筋梗塞を起こしたことがある、
冠動脈ステント治療後など、
低用量アスピリンは、標準治療の一部となっていて、
長期使用を勧められることが多い、のだとか。
知らなかったなぁ、
それでトランプ氏は
「自分の心臓に濃い血液が流れて欲しくない」と、
推奨される75ミリグラムから325ミリの
一番多い325ミリグラムのアスピリンを
毎日、飲み続けているのだそうです。
うーん、
もちろん、アスピリンが古くからある薬で
比較的、安全性が高いことや
安価であることなど、
予防に続けたい気になるのかもしれませんが、
薬は薬です。
副作用のない薬はありません。
手にあざを作っていることについて、
化粧品でカバーしているそうですが、
出血しやすくなる、という副作用が出ているわけですね。
最近、この長期間の低用量アスピリン使用については、
アメリカも、日本も、
少しガイドラインを変えています。
アメリカは60歳以上の健康な人には推奨しない、と発表。
40~59歳でも、血栓リスクが高く、
なおかつ出血リスクが低い人に限定し、
医師とよく話し合うべき、とされました。
日本では、年齢を区切ってはいませんが、
出血リスクを重視し、背景疾患をなど鑑み、
慎重に検討する、となっています。
そう言えば、古い洋画や、海外の小説の中に
アスピリンという言葉はよく出てきます。
欧米には、どうやら
アスピリン信仰のようなものがあるらしい、
日本にはあまりそれがないので、
このガイドラインの「慎重に検討」は
かなり、有効かもしれませんね。
少なくとも、漫然と長期間、服薬するものではない、
と認識しておく必要がありそうです。
(トランプさん、大丈夫かなぁ・・・)
あと、ひとつ気になるのは、
妊娠中の使用です。
子癇前症や、胎児発育制限、
原因不明の流産予防にも
効果があるとされていて、
1日100ミリグラムの低用量で使用されています。
しかし現在、アスピリンの不育症に対する
保険適用はありません。
なので自費治療となり、
4000~6000円かかります。
これから出産予定のあなた、
またはお子さんをもつお母さん、
このような治療法があることは
知っておきたいものですね。
何度も言います、
どんな薬にも副作用があります。
そのリスクよりも、受けるメリットが多い時のみ
薬は使われるべきだと思います。
リスクと、メリット、
考える材料にしていきたいものです。
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