人間は一人ひとり異なる、
生まれた国、生まれた年代、
家庭環境、親や養育に当たった人たちの
考え方や価値観、様々なものが影響を与え、
人は自分の価値観を育て、
人との関わり方の自分なりのパターンを持ちます。
こう言われれば、当たり前のことですが、
人は自分と違う対応をする他者を
なかなか理解しようとはしません。
私たちサポーターは
その方がそういう言動をするには
どんな「B」があるのだろう、と想像を巡らせます。
「B」とは、
その方の価値観、経験の意味付け、
無意識に持っている信念、
特にそのなかでも
自分に対する思い込み、
つまり、セルフイメージなどです。
さて、この時に
私たちはどうしても自分を軸にして
考えてしまいます。
自分の考え方や価値観、
つまり自分の「B」が
ドンと居座っていて、
そこから他者を見ようと
してしまうのです。
「報告はまず結論から言ってくれ」
と、短く伝える上司は
報告というものは
結論から言うのが当たり前、
それが正しいあり方だ、と
一部の疑いもなく思っているわけです。
なので、そうできない部下に対して、
モタモタ回りくどい奴だ、
頭が悪いんじゃないか、と思い
イライラするわけです。
結論からなかなか言えない部下は
自分が簡潔に話できないのは
やっぱり自分の頭が悪いのか、と
上司のイライラを
受け止めてしまうわけです。
でもここで、
「成果重視型」と
「プロセス重視型」という
やや極端ではありますが
そういう2方向のタイプがあることを
知っていれば、
対応は変わってきます。
どちらが良いとか悪いではなく、
人には
どうやらそういったタイプがあるらしい、
プロセス重視型の人はどうしても話が長くなります。
経過を説明したいからです。
もし、上司がそれを理解していたとしたら、
「経過もじっくり聞きたいけれど、
今は次の会議まで5分しかないから
まずは、結論を聞かせてくれないか」
と言えば、
相手は自分の「頭の悪さ」に悩むことはありません。
人を理解するためには
こういったタイプサンプルがたくさん必要です。
私も長い間
ソーシャルスタイルという
1960年代にデビッドメリル氏が勘案した
タイプ分けを使ってきました。
たくさんのタイプサンプルのお陰で
他者を理解する手がかりを
蓄えることができました。
しかし、世の中にある
様々なタイプ分けを見ていると、
あなたは恥ずかしがり屋の象さんです、などと言われ、
だから何なの?
と言いたくなるようなものがたくさんあります。
さそり座だからこうだよね、とか
血液型がBだからどうとか、
人を類型に当てはめることで
わかったつもりになり、
それ以上のコミュニケーションを
取ろうとしない人がいます。
それでは意味がないのです。
私が伝えたいタイプサンプルとは
コミュニケーションを深めるための
材料、ひとつの手がかりにすぎません。
あなたはどれくらいタイプサンプルを持っていますか?
どのようにそれを活かして、人と関わっているでしょうか。
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