元気塾Blog

シンデレラ体重

ダイエット

日本肥満学会が今年、
低体重や低栄養が招く健康障害を
新たな疾患として位置づける方針を発表しました。

2023年の国民健康・栄養調査によると、
体格指数(BMI)が18.5未満の
低体重の女性は20歳代で24.4%
30歳代で17.9%。

これは先進国の中でも特に
割合が高い水準で、なおかつ
年々この割合は増えているのです。

もちろん遺伝的要素もあるし
痩せすぎでも健康な人もいるでしょう。

しかし、
食べてはいけない、という
何らかの歪んだメッセージを心に持つ
摂食障害というケースも多くあります。

シンデレラ体重という言葉があるの
ご存じですか?
どこぞのエステサロンで流行らせたのかな、
という感じですが、

これはBMI18といういわばモデル体重のこと。
160㎝で46㎏となります。
今、痩せすぎの基準として出されている
18.5を下回る数字です。

痩せていることが美しいこと、
という思いこみは
ほとんど作られてきたもの、
メディアやSNSの影響です。

世界でも、2006年以降、
ファッションモデルの中から
20歳代の急死が相次ぎました。

低栄養、腎不全、心不全などでした。

ファッション業界をこれ以上放置できないと、
イタリアのみならず、
スペイン、フランス、イスラエルなどが
規制に乗り出しました。

イタリアはBMI18未満の
モデル使用を規制する協定を作っています。
フランスは、痩せすぎモデルを雇用した事務所に
罰金、懲役刑を科す法律が
可決されています。

健康よりも、見た目が大事って
いったいどういう社会なのか、と
哀しくなります。

でも、女性の美しさを
BMIで測るような社会の、
男の目がある、ということが
女性をダイエットに駆り立てる
原動力であることは確かでしょう。

美しいと称賛されたい、
認められたい、

そんな切望が
女性をがんじがらめにし、
苦しめている、
摂食障害までいかなくとも、
ほとんどの女性にある
「囚われ」のような気がしています。

私にもあるなぁ、と正直感じます。
ま、今はともかく、
過去には辛い時期があったと思い出します。

まずは、そんな自分を
どうやって解放していけばいいのか、
一緒に考えてみませんか?

 

もっと知りたい・気になる記事はコチラ


コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

オススメ記事
  1. 登録されている記事はございません。
最近の記事
  1. ワクチン注射
  2. ミット
    100通りの相槌

    2025.04.25

  3. ダイエット
PAGE TOP