昔、甘いものは贅沢品だった
香川県に来て、一番驚くのは
たぶん、餡餅雑煮だと思います。
私は生まれが三重県なので
お雑煮は焼き餅を合わせ味噌でいただきました。
あんこが入った丸餅を白みそのお雑煮に入れる!!!
はじめて見た時、うげ~~~~~信じられん!!!
という反応でした。
香川県以外のあなたは、ご存じでしたか?
香川県の貴方は、それがどうした?って
感じですよね。
で、その時どなたかに聞いたのが
「昔、甘いものは贅沢品だった」
だから、お正月くらい贅沢に、十分に甘いものを食べ、
人にもふるまう、という意味があるのだ、と。
なるほど、確かにきっと戦前までは
「甘いもの」って凄く高価なものだったでしょう。
そう、
人口甘味料が発明されるまでは。
人口甘味料という甘い罠
物のない戦後世代の方には懐かしいかもしれない、
ズルチン、サッカリン、チクロという初めての人口甘味料。
もちろん発がん性、肝機能障害などを
疑われ、今は使用禁止となってます。
その後に出てきたのが
- アスパルテーム(1965年)1gのカロリーは砂糖と同じ、でも200倍の甘さ
- アセスルファムK(1967年)カロリーゼロ、200倍に甘さ
- スクラロース(1976年) カロリーゼロ、600倍の甘さ!
600倍!!ってどんな甘さなのか。
気になるお値段は?
- アスパルテーム 1kg3000円~7000円
- アセスルファムK 1kga5000円~1万円
- スクラロース 1kg2万円~5万円
え、けっこう高いですか?
いえいえ、アスパルテームもアセスルファムKも
砂糖の200倍の甘さですから、
スプーン印の白砂糖1kg820円の200倍だと16万4000円、
これと比べれば、むちゃ、安いですよね?
スクラロースは、というと
これが砂糖の600倍の甘さなので
同じく820円の砂糖×600=49万2000円
なので、2万~5万円は超安いね!ということになります。
つまり、今や甘いものはとっても安い、
安く、しかもカロリーゼロで
大量に手に入る時代なのです。
お正月やお盆にちょっと味わう贅沢品、
では、もはやなくなったわけです。
人工甘味料が糖尿病を増加させている?
こんな異常が世界中の糖尿病患者を
激増させている原因かもしれません。
米ワシントン大学医学部の研究者らは、
BMI(体格指数)が平均42という
「超」肥満者を対象に
人工甘味料のスクラロースが
血糖値に与える影響を調べました。
つまり、ダイエット目的でカロリーゼロ系の飲料を
愛用する人たちを対象としたわけ。
その結果、
スクラロース入り飲料を飲んだ後は、
血糖値がより上昇し、インスリンの分泌量が2割も増えたのです。
従来、人工甘味料はそのまま排泄されるので
血糖には影響が無いといわれてきました。
しかし、今回の研究で通説が否定されました。
(ダイヤモンドオンラインより引用)
インスリンを上げるのは
カロリーではなく、糖=甘いと感じるもの、だったわけです。
しかし、2019年現在、
糖尿病患者へ、パルスイートという
アスパルテーム原料の人口甘味料が
国によって保健指導されています。
カロリーゼロと、安心させて
暗に大量にとることを奨励しその結果、糖尿病患者を増やしている、
と思うのはゲスの勘ぐりでしょうか?
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