元気塾Blog

結婚ってこんな難しかったっけ?

結婚指輪

ご存じのように、
日本の出生数が毎年減っています。

2022年に80万人を切って、
わずか2年くらいで、70万人を切りました。
25年の概数で67.1万人。

そして、
こども家庭庁が、2023年4月1日に発足しました。

その、こども家庭庁がこの8月31に
こんなアンケート調査を発表しました。
インターネット上のアンケートですが、
10万人と対象にした
大規模なものでした。

未婚の若者の35%が
「将来結婚するつもりがない」と回答しています。

5年以内、2~3年以内に、すぐにでも、が合わせて28%
いずれはしたいが37%という分布になっています。

なかなか考えさせれる数字ですね。

2021年に国立社会保障・人口問題研究所が
調査したときは、
いずれ結婚するつもり、が、80%強でした。

今回の調査でも、
「すぐに」「2~3年以内に」「5年以内に」「いずれは」を合わせると、
65%が結婚の意思を示しています。

調査方法や対象が違うので単純には比較できませんが、
結婚したいと思っている若者が、
いなくなったわけではなさそうです。

同じく21年の調査では、
恋人と交際中の人が男性21%、女性27%
そして未婚者の3人に1人は
交際そのものを望んでいない、
というデータもありました。

これもちょっと、ふーん、と考えてしまいました。

さて、今回の調査で、
結婚のハードルとして多かった回答は、

・経済的不安、
・自由や趣味の時間の短縮
・結婚したいと思える人がいない
・子どもをもつかどうかの価値観の違い
・家事や子育ての分担の偏り

と、なっています。

あれ?
昔はこんなことで結婚するかしないかなど
考えたのだろうか、という疑問が湧いてきました。

学校を出て、働く、もしくは家事見習いをして
その後、結婚、という人生の決め事みたいに、
親、家族、地域、職場などなど、
様々な力が介入して、結婚となる、

そんなケースがたくさんあったのに、
今や、出会いはマッチングアプリ?
だけではないでしょうが、それでも
出会いのプロセスを自分で作らなければならない、

そして、失うであろう自分の時間や自由、
本当にこの人でいいのか、
価値観のすり合わせ、など
そんなものを、
一人で考えて決めなくちゃいけない、

うーん、確かに結婚というものの形が
大きく変化しているのかもしれません。

そして、近年最も増えているのが、
「異性とうまく付き合えない」という理由なのだそうです。
これは最も多い理由の
「適当な相手に巡り合わない」というのにも通じそうです。

いわゆる、コミュ力の問題とも言えますが、
昔の人がコミュ力あったというわけでもなく、
昔と今とでは、
コミュ力に求められるものが、変化しているんじゃないか、
ということです。

昔はコミュ力なくても、見合いで結婚ということは
普通にあった。
もちろん、だからこそ何十年もたってから、
やっぱり理解しあえないからと、
熟年離婚するカップルもいるわけです。

でも今は、マッチングアプリで一応会って、話をして、
いい感じにならないと交際にも至らないわけです。

自分はどう感じているのか、
相手はどう思っているのか、
互いにそれぞれの思いを伝え合い、聴きあい、
違いがあれば、話し合う、

これって、単なるコミュ力というよりは、
「親密になる力」ということですよね。

たしかに、結婚に至る道のりが
ものすごく、険しくなりすぎている?

そんな気がしてきました。

もしかしたら、人類史上初めて(ちとオーバーか?)
人は、本気で他者と「親密になる技術」を
学ぶ必要のある時代を生きているのかもしれませんね。

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