元気塾Blog

「休みます」が言えない職場

アドボカシー

退職代行という言葉、
最初、耳にしたときは、
いったいなに?と違和感がありました。

でも、今やその言葉も浸透し、
今度は、「休職代行」というサービスも
広がり始めているのだとか。

利用者は、若手社員に限らず、
中高年の中間管理職まで幅広いそうです。
要するに職場との交渉ができないほど
メンタルがやられているケースが多い、ということです。

そう言えば、昨年の労災認定数が出ました。
仕事によるストレスなどで精神疾患を発症して、
労災認定された人が
昨年度、過去最多の1086人に上り、
7年連続、過去最多を更新したのだそうです。

なるほど、
今や、労災認定数は心疾患・脳疾患などの数を
精神疾患がはるかに超えているのです。

どうしても職場に休みたいと連絡できない人が
増えるのも頷けることです。

心理的安全性どころか、
そもそも
コミュニケーションが消滅している職場、
というのがあります。

コミュニケーションが消滅してしまっているのだから、
退職も、休職も、
伝えるすべがない、と言う状態なのですね。

こうなってしまう前に、
何かもっと方策はなかったのか、と
暗澹たる気持ちになってしまいます。

言いたいことが言えない
NOが言えない
自分の気持ちを大切にできない

その原点は、
子どもの頃の環境にあるのかもしれません。

今、「子どもアドボカシー」という言葉があります。
小さく弱い子どもの声を聴いて、
代弁者として声をあげる、という意味です。

最初は福祉の分野で必要性が認識され、
教育現場、司法の領域、
医療、保育などからも、
子どもアドボカシーが必要だと言われています。

言いたいことが言えない人の声を
聴いてあげる人の存在、

それは子どもだけじゃなく、
大人も同じ、
そういう人が必要だ、ということです。

人をサポートする技術を持った人、
そんな人が増えることでしか、
解決しない問題なのかもしれません。

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