今、海外で流行っている日本語、
「Ikigai」
そう、生き甲斐です。
これまで海外で流行る日本語は
「Karoushi」 過労死
「Hikikomori」 ひきこもり
など、なんだか不名誉な言葉ばかりでした。
ところが今回は、「Ikigai」
なんとなく、いいじゃないですか?
昨年12月にこんな本が出ています。
『IKIGAI シンプルに、豊かに生きる』
これは、スペイン人作家が沖縄の小さな村で見つけた、
日本の生活哲学「生きがい」について書いた本です。
世界累計600万部、70言語に翻訳され
世界的ベストセラーになったもので、
昨年12月、日本でも待望の邦訳が出た、ということです。
いわば、世界的な「生きがいブーム」を巻き起こした本、
とも言えます。
はじめにの部分を抜粋します。
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社会的に成功し、万事順調なように見えるのに、
実は心の底にどうしようもない虚しさを感じている、
と言う人は少なくありません。
反対に、決して贅沢な暮らしではなくとも、
毎日満ち足りて幸福な人生を送る人もいます。
その違いは、その人だけの「生きがい」に気づけているかどうか、
それに尽きます。
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この最後の部分、
その人だけの「生きがい」に気づけているかどうか、
その人だけの「生きがい」を持っているかどうかではなく、
気づけているかどうか、
ここに目が止まりました。
ちょっと調べていると、
『IKIGAI 日本人だけの長く幸せな人生を送る秘訣』
茂木健一郎(著)恩蔵絢子(翻訳)(2018年)
というのがあり、
ん? 翻訳ってなんだ?と思ったら、
茂木さん、これ英語で書かれた本だったんですね。
なので恩蔵さんが翻訳した逆輸入本でした。
世界が注目する長寿の秘訣「生きがい」を
脳科学者が語る、というわけで
これも30カ国、28言語での出版が決まった
ベストセラーだそうです。知らなかった・・・・(-_-;)
目次を読んだ限りでは、
結論 自分自身の<生きがい>を見つける
とありました。
どうでしょうか?
生きがいを見つける、となると
ハードルが高くなりそうな気がします。
スペイン人の本にあった、
生きがいに気づく、の方がいいなぁと
私的には感じました。
さて、つまりこんなわけで、海外で
日本的概念である「生きがい」が
流行っているらしいのです。
「生きがい」のもたらす効果、
まずは死亡リスクが低い傾向があること、
仕事に意味や目的を持っている人ほど
エンゲージメントが高く、離職率も低い、ということ、
これは、ライフワークバランスという考え方への
反省、という側面があるようです。
ライフワークバランスは、
欧米中心に、働き方改革の中心をおかれてきた概念、
しかし、ワークとライフを分けることで、
ワーク=我慢すべき時間、
ライフ=本来の自分を取り戻す楽しい時間
という二項対立を作ってしまった、
その結果、仕事の中に「生きがい」を見出す余地が減った、
つまり、ライフワークバランスでは
うまくいかない、限度がある、ということに
世界のトップリーダーたちは気づき、
「IKIGAI」という日本的概念に
意味を見出そうとしている
とも言えそうです。
なにはともあれ、
「Karoushi」から「Ikigai」へ
日本のイメージはかなり、良くなったのでは?と
ニンマリしています。
あなたは自分の「生きがい」に
気づいていますか?
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