元気塾Blog

人権問題は健康問題の大前提

先日「成年後見制度」に対する
驚くような動画を偶然見ました。

認知症(?)お年寄りの方が
ある日、連れ去られて、
家族さえ面会禁止され数年、

本当なのか、と
もし本当なら、たいへんなことじゃないか、と
思っていたら、

この制度を見直す法改正案が
近く国会で審議入りする、というニュースがあり、
なるほど、いろいろ問題が勃発している、
ということなのですね、と納得しました。

私もよくわかってなかったのですが、
昔、禁治産者という制度があり、
心神喪失の状況にあると宣告を受けた人が
財産を治めること、選挙などを禁じられた、
という制度でした。

それが2000年になって、廃止され、
同じ年にできた「後見人制度」に
引き継がれていったわけです。

認知症や精神障害、知的障害などで
判断能力が十分でない場合、
法廷代理人である、
成年後見人(弁護士や、司法書士)らが
財産管理や介護サービスの契約締結、
医療費の支払いなどをする仕組みです。

22年現在、認知症の高齢者は443万人、
成年後見制度の利用者は24年末で約25万人。

さて、何がこの「後見人制度」の問題点なのか、
ということですが、
家庭裁判所が選ぶ後見人の権限が
「強すぎ、広すぎ、長く続きすぎ」という点でした。

つまり、
①一度始めると途中でやめられない、一生制度が続く
⓶生活のすべてが管理されてしまう
③本人の意思が尊重されにくい

つまりこういった権限付与にまつわる
不正が起きてもしょうがない、という背景があった、
ということです。

精神病院の医療保護入院とも似ています。
家族1人と、医師1人の判断で
本人の意思は関係なく、強制入院させることができます。

児童相談所の子どもの一時保護とも似ています。
虐待を疑われると、親の同意なく、
児相の職権で保護が実施される、という仕組みです。
年間5万件にものぼり、長期化するケースもあります。

大きすぎる権限が与えられると
人はいくらでも「悪」になれる、ということですね。

詳しく知りたい人は
こんな本も出ているので
参考にされてはどうでしょうか。
『成年後見制度の闇』 長谷川学・宮内康二(著)

人権問題は
直接、健康とは関係ない、
と思われる方がいるかもしれません。

いえいえ、自分の肉体を拘束されるというのは、
健康の原点を問われる大問題です。

保護された子どもたちで学校に通学していたのは
たった6%だったというデータもあります。

日本も批准している子どもの権利条約に
「子どもの意思表明権の保障」
というものがあります。

24年4月、一時保護やその後の措置を決める際、
児相は本人から直接、意見聴取することが
やっと、義務付けられました。

つまりそれまでは、子ども本人の意思など
全く無視されていた、ということです。

人権を侵害する行為は、
その当事者の心の健康を
著しく損なう、とんでもない行為だと
私は考えています。

後見人制度、
児相の一時保護、
精神病院の医療保護入院、

それぞれに、陰で泣く被害者の出ないことを
祈ってやみません。

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