一般医薬品、つまり病院で処方される以外の薬、
これらは、1類、2類、3類と区分されていること、
ご存じでしょうか?
1類は、薬剤師がいないと買えない薬で、
書面での情報提供が義務づけられています。
2類は、風邪薬、解熱鎮痛剤、漢方薬などで、
説明は努力義務です。
3類は、ビタミン剤、整腸剤などで説明義務の規定はありません。
なお、2類3類は、自治体が認めた登録販売者でも
販売することができます(薬剤師でなくてもOK)
さて、今月29日から、
この1類に分類されている解熱鎮痛薬ロキソニンSなど、
薬剤師不在でも購入を認めるかという検討を
有識者会議で始めることになりました。
つまりこれまで1類に分類されていた
ロキソニンSや、胃腸薬のガスター10などを
区分変更して2類にするかどうか、の
検討を始めるというわけです。
ロキソニンと言えば、
2019年からすでに、
薬物乱用指定医薬品の中に
上がっている成分を含む薬です。
エフェドリン、コデイン、ジヒドロコデイン、
ブロムワレリル尿素、プソイドエフェドリン、
メチルエフェドリンの6種類
そして今年5月、
更に2成分が追加され8成分になっています。
追加されたのは
せき止め薬成分「デキストロメトルファン」と
アレルギー薬成分「ジフェンヒドラミン」
商品名で見ると、こういったものです。
ブロン錠、ブロン液(鎮咳去痰薬)
パブロン/パブロンゴールド(総合感冒薬)
ウット(睡眠薬)
ナロン/ナロンエース(鎮痛剤)
イブ/イブクイック/イブプロフェン(鎮痛薬)
ドリエル(睡眠薬)
バッファリン(鎮痛薬)
コンタック(鎮痛薬)
セデス(鎮痛薬)
ベンザブロック(総合感冒薬)
レスタミン(抗アレルギー薬)
ロキソニン(鎮痛薬)
ルル(総合感冒薬)
ありふれたクスリばかりですよね。
これを10代の子どもたちが
乱用していると社会問題になっているものです。
かつては覚醒剤やシンナーがメインだった薬物、
今は医療機関で処方される睡眠薬や抗不安薬や、
一般に市販されている薬が多くなっているのです。
特に年代別で10代の子どもたちは、
市販薬の使用割合が
2014年0%だったものが、
2022年65.2%まで増加しています。
今や、ネットでも薬が買えます。
一応1類に関しては薬剤師が介入し、
事前の問診票を出したりしなければなりませんが、
それでも、買うことができます。
昨年はこれを、薬剤師や登録販売者のいない
コンビニでも買えるようにしました。
これもオンラインで薬剤師らと面談、
必要な説明をうけたあと、
その内容をメールで読み取り、
コンビニでそのメールを見せることで
購入できる、という仕組み。
なんだか、どんどん、
薬を手にするハードルが下がっていく~~~。
そのうち1類そのものがなくなったりして、
薬剤師などいなくても、
簡単にヤバイ薬が手に入る社会となっていくのでしょうか。
誰がそんな方向へ、かじ取りをしているのでしょうか。
あなたのお宅では、風邪薬や解熱剤が
その辺にゴロゴロしていませんか?
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