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機能性表示米「まんぷくすらり」

機能性米?
健康に配慮した機能性のある米、
ということらしいのですが、
秋田県立大学が研究開発したものです。

「まんぷくすらり」という名前のこのお米、
人の小腸では消化されにくく、
大腸まで行くデンプン、レジスタントスターチを
通常の米の10倍も含むというものです。

食後の血糖値上昇を穏やかにする、
ということで、
今月、機能性表示食品の
消費者庁への届け出が完了しています。

え?また?
と、秋田県という場所も
アラームが立ちました。

ご存じのとおり、
あきたこまちRという放射線育種米が
物議をかもし、反対署名など集める活動もあります。
(23年8月31日のメルマガ参照)

なので、もしやまた放射線育種?
それともゲノム編集?
と勘ぐってしまいました。

でも、品種改良としか書かれていなくて、
どこにもゲノム編集の文字が見当たりません。

AIによる解説:
ゲノム編集は、特定の遺伝子を編集する技術ですが
「まんぷくすらり」はもともと天然に存在する
難消化性デンプンを多くふくむ品種を
開発したものであり、
ゲノム編集とは異なります。

とありました。

どうやら、ゲノム編集技術で開発されたものでは
ないようです。 ホッ!

食後の血糖上昇抑制、
満腹感、腸内環境改善に期待できる
健康的なお米、ということらしいです。

ただし、値段が2㎏で3980円。

今、米の値段が上がっていることが
大きなニュースになっていますが、
5kgで平均、4233円だそうで、

そうしてみると、
この「まんぷくすらり」は、
やはり、かなりの高値ですね~。

さて、東京大学では
少ない肥料で収穫3割多いイネを
これは、ゲノム編集で開発しました。

まだ実験室の段階なので
今後、実際に野外で栽培し
結果を見るそうです。

ゲノム編集については
日本の法律で表示義務がありません。
一旦、市場に出てしまうと、
消費者には見分けが付きません。

今後、私たちが実際に食べる食品、
どうなっていくのか、
アンテナを立てていたいものです。

 

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