デフォルトモードネットワーク、という言葉、
初めて聞いたのは9年も前の事でした。
ボーっとしている時、活性化する部分が脳内にあって、
集中して仕事をしている時より、
多くのエネルギーを使っているらしい、
でもそれが何のためなのか、分かっていませんでした。
その後、DMN(デフォルトモードネットワーク)については
かなり研究が進んでいます。
まず、DMNとは脳の部位ではなく、
内側前頭前野、後帯状皮質、側頭葉の一部など
離れた場所にある複数の、脳領域が連携する
仕組み、なのだそうです。
DMNはどんなことをしているのか、
・昔のことを思い出す
・自分の気持ちや経験を振り返る
・これから起こることを想像する
・他者の考えや気持ちを推測する
つまり、脳は外の世界に集中していないとき、
内側の世界を作り続けている、ということらしい。
特に、2026年2月の研究では、
記憶の再活性化、つまり新しい記憶を安定させたり、
既存の知識と結び付けたりする過程に、
このDMNが関係している可能性が述べられました。
あれ?
これってもしかしたら、
いわゆる、潜在意識のことじゃないの?と
思ってしまいました。
DMNが活発になっている時って、
前にも書いたように、ぼーっとしている時、
つまり、意識が活動を休めた時なんですよね、
その時、潜在意識が活発になる、
そこで、記憶の再構築が行われ、
体験を意味ある経験に組み直している、
それって、まさに潜在意識の働きと
とてもよく似ている、と思いました。
また、最近、慢性腰痛との関連研究が出ました。
10月5日付、オンラインで公開された研究です。
慢性腰痛の人、114人を対象とする研究で、
腰痛が増した時、DMNの一部で血流増加が
確認された、というもの。
カラダの痛みとは、
単にカラダから届く信号じゃないのか、
自分の経験や未来予想などとも関係しているのか、
という疑問が湧いてきます。
昔、潜在意識を勉強した時に、
ある先生が、痛みを1/3にする方法、
という話をされました。
痛みは、
過去の経験:あの時痛かったよなぁ
今の痛み:おお!痛い!
未来の予想:これいつまで続くんだろう、また痛くなるかな、
という3つの要素で成り立っている、と
この過去の記憶と、未来の予想を
消してしまえるなら、
痛みは1/3になるに違いない、って。
なるほど、って当時はちょっと面白い考え方だ、
くらいにしか思わなかったんですが、
このDMNの研究を見て、
これまでフロイトやユングらが伝えてきた潜在意識が
DMNで説明できるのかも、
そんな気がしてきたのです。
(DMNの20年:レビューと総括より)
なんでも、物質(脳みそ)で
説明できるとは思っていないけれど、
関連性が見つかるのは、面白いなと
やはり、感じてしまいました。
この先の研究も注目したいものです。
もっと知りたい・気になる記事はコチラ














この記事へのコメントはありません。