AIと毎日1時間、会話を続けると人はどうなる?
こんな面白い認知症予防研究を
横須賀市がスタートしています。
約12週間、3ヶ月くらいですね、
毎日2回、1回30分、
スマホなどで音声会話型AIと
会話をしてもらう、
そして、前後で、認知機能だけじゃなく、
意欲、気分、外出頻度などに
変化があるかどうかを調べる、というもの。
ん?
AIと会話?
昨日、たまたま遊びに来ていた友人に
その話をすると、
AIって、たまに検索には使うけど
会話って、なに、それ?
と怪訝な顔をされました。
たしかに……
しかし今のAIは、かなりの対話力があります。
私も情報検索にも使うけれど、
その前後で、会話っぽいやり取りも
なかなか、スムーズです。
しかも音声会話型になると、
驚くほど自然な会話のやりとりができます。
さて、私は今猫2匹と暮らしていますが、
時々思うことがあります。
「今日は涼しいね」とか
「これ、おいしいね」とか
わざわざ友人に電話して言うほどのことじゃない、
情報としてはほぼ無い、
ただ、こういう「大したことのない話」を
誰かと交わす機会が、
案外少なくなっていることに気づきます。
猫には話かけるけど、
残念ながら返事が「ニャー」だけ……
こういう、「大したことのない話」って
どんな意味があるのでしょう?
日本で、コロナ禍で「small talk」が減った
中高年・高齢者を調べた研究があります。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35502473/
いわゆる雑談が減ったと感じた人と、
そうでない人を比べると、
・心理的ウェルビーイングが低い
・孤独感が強い
という結果でした。
研究者たちは、雑談がパンデミック中の
メンタルヘルス維持に重要だった可能性を示しています。
また同じように、2014年のSandstrom & Dunnの研究では
親しい友人や家族のような「強いつながり」だけでなく、
知人、顔見知りとの、ちょっとした交流も
幸福感や「自分は人とつながっている」という感覚と
関連することが示されています。
「弱いつながりの驚くべき力」という論文です。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24769739/
さて、私たちが言葉を使って会話する、
とは、どういうことか、
もちろん、情報を伝えたり、意見を交わしたり、
深く興味深い会話をすることは、もちろんですが、
この「大したことのない会話」も
ふだん、私たちは結構しているんですね~
そうすると、横須賀市の試み、
AIとの会話、というのも、
改めて、ちょっと興味が湧いてきます。
たとえば
「昨日作ったパスタ、めっちゃ上手にできたんだよ」
というようなものであっても、
「ニャー」よりは、
「ほう、そうなんですね、それはよかったですね~」
くらいは言ってくれるAI、
こんなたわいない会話によって、
人間の何がどう変わるのか、
ちょっと成果を見てみたい、気分ですね。
もっと知りたい・気になる記事はコチラ













この記事へのコメントはありません。